systuneOptions
systune
のオプションの設定
構文
options = systuneOptions
options = systuneOptions(Name,Value)
説明
は、options
= systuneOptionssystune
コマンドのための既定のオプション セットを返します。
は、1 つ以上の options
= systuneOptions(Name,Value
)Name,Value
ペア引数により指定されるオプションをもつオプション セットを作成します。
入力引数
名前と値の引数
引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。Name
は引数名、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name
を引用符で囲みます。
systuneOptions
は以下の Name
引数をとります。
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既定値: |
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各最適化実行で許容誤差内に収束しない場合の最大反復回数。 既定値: 300 |
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コントローラーの自由パラメーターの乱数値から開始される追加の最適化の実行回数。
独立した最適化実行を MATLAB® ワーカーに分散するには、 既定値: 0 |
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並列処理中フラグ。
基本設定で [parfor などの並列キーワードが実行された場合に並列プールを自動的に作成する (まだ存在していない場合)] が選択されていない場合、調整コマンドを実行する前に 並列処理を使用するには、Parallel Computing Toolbox ソフトウェアが必要です。 既定値: |
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無視するモデルまたは設計点。線形インデックスの配列として指定します。 ゲイン スケジュール制御システムの調整時に、特定のモデルをスキップしたり計画空間の一部を無視する場合にこのオプションを使用します。たとえば、調整の際に航空機モデルの飛行エンベロープの外にあるグリッド点をスキップしたり、操作範囲の外の点をスキップすることがあります。スキップするモデルを指定するには、調整するモデル配列内で絶対インデックスを使用します。 既定値: |
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柔軟な制約のターゲット値。 柔軟な制約の最大値が 既定値: 0 |
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終了の相対許容誤差。 柔軟な制約の値の相対的な減少幅が 10 回の反復で連続して 既定値: 0.001 |
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柔軟な制約の最適な値の事前推定。 柔軟な制約と厳密な制約が混在する問題では、柔軟な制約の最適な値の大まかな推定を指定すると (厳密な制約は満たすことが前提)、最適化を高速化するのに役立ちます。 既定値: 1 |
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安定ダイナミクスの最小 decay 率。 ほとんどの調整目標には、暗黙的に閉ループの安定性や最小位相制約が伴います。"安定ダイナミクス" は、これらの制約によって影響を受ける極と零点を示します。
最適化で既定値を満たせない場合や既定値が他の要件と矛盾する場合は、最小値を調整します。または、 特定の調整目標に対する暗黙的な制約の詳細については、その調整目標のリファレンス ページを参照してください。 既定値: |
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安定ダイナミクスの最大スペクトル半径。 このオブションは、安定化されたすべての極と零点が
特定の調整目標に対する暗黙的な制約の詳細については、その調整目標のリファレンス ページを参照してください。 既定値: |
出力引数
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例
バージョン履歴
R2016a で導入参考
systune
| systune
(for slTuner)
(Simulink Control Design)