setDelayModel
内部遅延をもつ状態空間モデルを作成
構文
sys = setDelayModel(H,tau)
sys = setDelayModel(A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22,tau)
説明
は、状態空間モデル sys
= setDelayModel(H
,tau
)sys
を作成します。これは、内部遅延 tau
のベクトルをもつ状態空間モデル H
の LFT 相互接続によって得られます。
は次の式で記述される状態空間モデル sys
= setDelayModel(A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22
,tau
)sys
を作成します。
tau
(τ) は sys
の内部遅延のベクトルです。
入力引数
| |
|
連続時間モデルの場合は、 離散時間モデルの場合は、サンプル時間の倍数を表す整数値で |
|
ヒント
setDelayModel
は高度な操作であり、内部遅延をもつモデルを作成する自然な方法ではありません。内部遅延を作成するための推奨方法は、線形システムでのむだ時間を参照してください。構文
sys = setDelayModel(A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22,tau)
で連続時間モデルを作成します。次の状態空間方程式で記述される離散時間モデルを作成することができます。こうするには、最初に
sys = setDelayModel(A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22,tau)
を使用してsys
を作成します。次に、sys.Ts
を使用してサンプル時間を設定します。
バージョン履歴
R2007a で導入