Main Content

lft

2 つのモデルの一般化されたフィードバック相互接続 (Redheffer スター積)

構文

lft
sys = lft(sys1,sys2,nu,ny)

説明

lft は 2 つのモデル オブジェクトまたはモデル配列のスター積または線形分数変換 (LFT) を作成します。このような相互接続はロバスト制御技術で広く使用されています。

sys = lft(sys1,sys2,nu,ny) は 2 つのモデル (または配列)、sys1 および sys2 のスター積 sys を作成します。スター積は単一モデル (または LTI 配列の各モデル) の次のフィードバック接続になります。

このフィードバック ループは、sys2 の最初の nu 出力を sys1 の最後の nu 入力に接続し (信号 u)、sys1 の最後の ny 出力を sys2 の最初の ny 入力に接続します (信号 y)。結果のシステム sys は入力ベクトル [w1 ; w2] を出力ベクトル [z1 ; z2] にマッピングします。

簡易構文

sys = lft(sys1,sys2)

は、以下の結果を出力します。

  • sys2 の入力と出力が sys1 より少ない場合、sys1sys2 の下部 LEF を作成します。上の図の w2z2 が削除されます。

  • sys1 の入力と出力が sys2 より少ない場合、sys1sys2 の上部 LEF を作成します。上の図の w1z1 が削除されます。

制限

フィードバック接続に代数ループは使用できません。

アルゴリズム

閉ループ モデルは、基本的な状態空間操作によって得られます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入