filt
DSP 形式で離散伝達関数を指定
構文
説明
filt
を使用して、Control System Toolbox™ の線形解析ツールおよび制御設計ツールで使用する、デジタル信号処理 (DSP) 形式の離散時間伝達関数モデルを作成します。フィルターをベクトル データに適用する場合は、filter
を参照してください。
DSP では通常、伝達関数を z-1 の有理式として使用し、分子および分母の項を z-1 の "昇べきの順" に並べます。以下に例を示します。
filt
は Variable
プロパティを 'z^-1'
に設定して tf
オブジェクトを作成します。詳細については、tf
を参照してください。
は、引数 sys
= filt(numerator
,denominator
)numerator
および引数 denominator
で指定された係数を使用して、DSP 形式の離散時間伝達関数モデルを作成します。サンプル時間は未指定のままになります。詳細については、tf
のリファレンス ページを参照してください。
は、離散時間伝達関数のサンプル時間を設定します。sys
= filt(numerator
,denominator
,ts
)
例
入力引数
出力引数
バージョン履歴
R2006a より前に導入