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Java パッケージの生成環境の構成

R2026b

MATLAB® Compiler SDK™ を使用して Java® パッケージを生成したり、Java アプリケーションを実行したりする前に、Java 環境が適切に構成されていることを確認してください。以下を確認する必要があります。

  • 開発システムが MATLAB と互換性のある Java Developer’s Kit (JDK™) のバージョンを使用している。更新された Java システム要件については、MATLAB Interfaces to Other Languages を参照してください。

  • JAVA_HOME 環境変数は Java インストールが含まれているフォルダーに設定されている。

  • classpath には MATLAB javabuilder ライブラリの JAR ファイルと、コンパイルされた MATLAB コードが含まれるパッケージの JAR ファイルが含まれている。classpath は javac コマンドまたはシステム環境変数 CLASSPATH のいずれかで指定できます。

  • ターゲット マシンに MATLAB または MATLAB Runtime がインストールされている。MATLAB Runtime をインストールする方法についての説明は、MATLAB Runtime のダウンロードとインストールを参照してください。

JDK または JRE のインストール

Java アプリケーションを開発するには、適切なバージョンの Java Developer's Kit (JDK) をインストールする必要があります。MATLAB コードのコンパイルまたは Java アプリケーションの開発を行っていない場合は、JDK で Java アプリケーションを実行する代わりに Java ランタイム環境 (JRE™) をインストールできます。

  1. 次の MATLAB コマンドを実行して、MATLAB インストールで使用している Java のバージョンを確認します。

    version -java
  2. 同じメジャー バージョンの JDK をhttps://adoptium.net/からダウンロードしてインストールします。たとえば、version -java から Java 1.8.X が返される場合は、OpenJDK 8 をインストールします。

    Windows® では、[カスタム セットアップ] 画面で [Set JAVA_HOME variable] オプションを選択することにより、インストール時に JAVA_HOME 環境変数を自動的に設定できます。

JAVA_HOME 環境変数の設定

JDK または JRE をインストールした後、システム環境変数 JAVA_HOME を Java インストール フォルダーに設定します (インストール中にまだ行っていない場合)。

  1. 次の表を参考にして、オペレーティング システムに応じて JAVA_HOME を永続的に設定します。

    オペレーティング システム手順
    Windows
    1. C:\Windows\System32\SystemPropertiesAdvanced.exe を実行し、[環境変数...] ボタンをクリックします。

    2. システム変数 JAVA_HOME を選択し、[編集...] をクリックします。

      マシンの管理者権限がない場合は、システム変数の代わりにユーザー変数 JAVA_HOME を選択します。

    3. [新規] をクリックし、Java インストール フォルダーへのパスを追加します。たとえば、C:\Program Files\AdoptOpenJDK\jdk-8.0.282.8-hotspot です。

    4. [OK] をクリックして変更を適用します。

    Linux®

    Bash シェルでは、次のコマンドを入力します。

    echo "export JAVA_HOME=<path_to_Java_install>" >> ~/.bash_profile
    source ~/.bash_profile

    macOS (Mojave 10.14 以前)

    Bash シェルでは、次のコマンドを入力します。

    echo "export JAVA_HOME=<path_to_Java_install>" >> ~/.profile
    source ~/.profile

    macOS (Catalina 10.15 以降)

    Zsh シェルでは、次のコマンドを入力します。

    echo "export JAVA_HOME=<path_to_Java_install>" >> ~/.zprofile
    source ~/.zprofile

  2. MATLAB コードをコンパイルしている場合は、MATLAB が JAVA_HOME の正しい値を読み取っていることを確認します。

    MATLAB コマンド プロンプトで、「getenv JAVA_HOME」と入力し、JAVA_HOME の値を表示します。

クラスパスの設定

MATLAB Compiler SDK によって生成されたコンポーネントを使用する Java アプリケーションをビルドして実行するには、クラス パスに次を含める必要があります。

  • com.mathworks.toolbox.javabuilder パッケージのクラス。これは matlabroot/toolbox/javabuilder/jar/javabuilder.jar にあります。ここで、matlabroot は MATLAB または MATLAB Runtime のインストール フォルダーを表します。

  • 作成した Java パッケージ。

Java アプリケーションをコンパイルする場合は、classpath を javac コマンドまたはシステム環境変数 CLASSPATH のいずれかで指定する必要があります。同様に、Java アプリケーションをデプロイする場合は、エンド ユーザーが classpath を java コマンドまたはシステム環境変数 CLASSPATH のいずれかで指定する必要があります。クラス パスの設定例については、MATLAB により生成された Java アプリケーションのコンパイルと実行を参照してください。

共有ライブラリ パス変数の設定

Java インストールの bin サブフォルダーを共有ライブラリ パス環境変数に追加します。

次の表を参考にして、オペレーティング システムに応じてライブラリ パスを設定します。

オペレーティング システム手順
Windows

Windows 用の OpenJDK インストーラーは、インストール時にライブラリ パスを自動的に設定します。インストーラーを使用しない場合は、以下の手順を実行して環境変数 PATH を永続的に設定します。

  1. C:\Windows\System32\SystemPropertiesAdvanced.exe を実行し、[環境変数...] ボタンをクリックします。

  2. システム変数 Path を選択し、[編集...] をクリックします。

    マシンの管理者権限がない場合は、システム変数の代わりにユーザー変数 Path を選択します。

  3. [新規] をクリックし、フォルダー <path_to_Java_install>\bin へのパスを追加します。

  4. [OK] をクリックして変更を適用します。

Linux

Bash シェルでは、次のコマンドを入力します。

echo "export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:<path_to_Java_install>/bin" >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile

macOS (Mojave 10.14 以前)

Bash シェルでは、次のコマンドを入力します。

echo "export DYLD_LIBRARY_PATH=$DYLD_LIBRARY_PATH:<path_to_Java_install>/bin"\
 >> ~/.profile
source ~/.bash_profile

macOS (Catalina 10.15 以降)

Zsh シェルでは、次のコマンドを入力します。

echo "export DYLD_LIBRARY_PATH=$DYLD_LIBRARY_PATH:<path_to_Java_install>/bin"\
 >> ~/.zprofile
source ~/.zprofile

メモ

コンパイルした MATLAB コードが含まれる Java アプリケーションを実行するには、MATLAB または MATLAB Runtime のライブラリ フォルダーをシステム ライブラリ パスに含める必要があります。詳細については、デプロイ用の MATLAB Runtime ライブラリ パスの設定を参照してください。

参考

トピック