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配布用の MATLAB Runtime パスの設定

MATLAB® Runtime をインストールした後、オペレーティング システムとシェル環境での手順に従って、ランタイム ディレクトリをシステム ライブラリ パスに追加します。

メモ

  • 追加する前に、MATLAB Runtime ディレクトリがパスにまだ存在していないことを確認してください。

  • ライブラリ パスを変更する前に、現在のパスの値をバックアップとして保存してください。

  • ライブラリ パスには、MATLAB Runtime の複数のバージョンが含まれている場合があります。シェル スクリプトを使用せずに起動したアプリケーションでは、パスにリストされている最初のバージョンが使用されます。

Windows

Windows® 用の MATLAB Runtime インストーラーは、インストール時にライブラリ パスを自動的に設定します。インストーラーを使用しない場合は、以下の手順を実行して環境変数 PATH を永続的に設定します。

グラフィカル アプローチ

  1. C:\Windows\System32\SystemPropertiesAdvanced.exe を実行し、[環境変数...] ボタンをクリックします。

  2. システム変数 Path を選択し、[編集...] をクリックします。

    メモ

    マシンの管理者権限がない場合は、システム変数の代わりにユーザー変数 Path を選択します。

  3. [新規] をクリックし、ディレクトリ <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>\runtime\<arch> を追加します。たとえば、64 ビット Windows の既定のインストール ディレクトリにある MATLAB Runtime R2021b を使用している場合は、C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Runtime\v911\runtime\win64 を追加します。

  4. [OK] をクリックして変更を適用します。

PowerShell を使用するコマンド ライン アプローチ

  1. 昇格した権限で Windows PowerShell を使用して次のコマンドを実行することで、現在のシステム パスを mypath という名前の変数として保存し、コンソールに表示します。

    ($mypath = (Get-Item "HKLM:\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Environment").GetValue("PATH", $null, "DoNotExpandEnvironmentNames"))

  2. MATLAB Runtime ディレクトリを変数 mypath に追加します。現在のパスの末尾にセミコロンがある場合やパスが空の場合には、次のコマンドからセミコロンを削除します。

    $mypath = "${mypath};<MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>\runtime\<arch>"

    たとえば、64 ビット Windows の既定のインストール ディレクトリにある MATLAB Runtime R2021b を使用している場合は、次のコマンドを使用します。

    $mypath = "${mypath};C:\Program Files\MATLAB\MATLAB Runtime\v911\runtime\win64"

  3. mypath の値を表示して、パスが正しいことを確認します。

    echo %mypath%

  4. システム パスを mypath の値に設定します。

    Set-ItemProperty -Path 'Registry::HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Environment' -Name PATH -Value $mypath

  5. Windows からサイン アウトして変更を適用します。

Linux

ターミナルで、変数 SHELL を表示して現在のシェル環境を特定します。

echo $SHELL
Bash 以外のシェルにおける環境変数の設定については、シェルのドキュメンテーションを参照してください。

Bash シェル

  1. 現在のライブラリ パスを mypath という名前の変数として保存し、コンソールに表示します。

    mypath=$LD_LIBRARY_PATH && echo $mypath

  2. MATLAB Runtime ディレクトリを変数 mypath に追加します。次のコマンドは 1 行で入力しなければなりません。

    mypath="${mypath:+${mypath}:} <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/runtime/glnxa64: <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/bin/glnxa64: <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/sys/os/glnxa64: <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/extern/bin/glnxa64"

    メモ

    Mesa OpenGL® を使用している場合は、/extern/bin/glnxa64/sys/opengl/lib/glnxa64 に置き換えます。

    たとえば、既定のインストール ディレクトリにある MATLAB Runtime R2021b を使用している場合は、次のコマンドを 1 行で入力して使用します。

    mypath="${mypath:+${mypath}:}/usr/local/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/runtime/glnxa64: /usr/local/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/bin/glnxa64:/usr/local/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/extern/bin/glnxa64"

  3. mypath の値を表示して、パスが正しいことを確認します。

    echo $mypath

  4. 現在のセッションに変数 LD_LIBRARY_PATH を設定します。

    export LD_LIBRARY_PATH=$mypath

  5. 変数を永続的に設定するには、次のコマンドを使用して、ホーム ディレクトリ内の .bashrc という名前のファイルに export コマンドを追加します。

    echo "export LD_LIBRARY_PATH=$mypath" >> ~/.bashrc

  6. 現在のセッションに変更を適用するには、source ~/.bashrc と入力します。

  7. ldd --version と入力して、GNU® C ライブラリ (glibc) のバージョンを確認します。表示されたバージョンが 2.17 以前の場合は、上記の手順を使用して <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/bin/glnxa64/glibc-2.17_shim.so を環境変数 LD_PRELOAD に追加します。

macOS

ターミナルで、変数 SHELL を表示して現在のシェル環境を特定します。

echo $SHELL

Zsh シェル (macOS Catalina 10.15 以降)

  1. 現在のライブラリ パスを mypath という名前の変数として保存し、コンソールに表示します。

    mypath=$DYLD_LIBRARY_PATH && echo $mypath

  2. MATLAB Runtime ディレクトリを変数 mypath に追加します。次のコマンドは 1 行で入力しなければなりません。

    mypath="${mypath:+${mypath}:} <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/runtime/maci64: <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/bin/maci64: <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/sys/os/maci64"

    たとえば、既定のインストール ディレクトリにある MATLAB Runtime R2021b を使用している場合は、次のコマンドを 1 行で入力して使用します。

    mypath="${mypath:+${mypath}:}/Applications/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/runtime/maci64: /Applications/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/bin/maci64:/Applications/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/sys/os/maci64"

  3. mypath の値を表示して、パスが正しいことを確認します。

    echo $mypath

  4. 現在のセッションに変数 DYLD_LIBRARY_PATH を設定します。

    export DYLD_LIBRARY_PATH=$mypath

  5. 変数を永続的に設定するには、次のコマンドを使用して、ホーム ディレクトリ内の .zshrc という名前のファイルに setenv コマンドを追加します。

    echo "export DYLD_LIBRARY_PATH=$mypath" >> ~/.zshrc

  6. 現在のセッションに変更を適用するには、source ~/.zshrc と入力します。

Bash シェル (macOS Mojave 10.14 以前)

  1. 現在のライブラリ パスを mypath という名前の変数として保存し、コンソールに表示します。

    mypath=$DYLD_LIBRARY_PATH && echo $mypath

  2. MATLAB Runtime ディレクトリを変数 mypath に追加します。次のコマンドは 1 行で入力しなければなりません。

    mypath="${mypath:+${mypath}:} <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/runtime/maci64: <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/bin/maci64: <MATLAB_RUNTIME_INSTALL_DIR>/sys/os/maci64"

    たとえば、既定のインストール ディレクトリにある MATLAB Runtime R2021b を使用している場合は、次のコマンドを 1 行で入力して使用します。

    mypath="${mypath:+${mypath}:}/Applications/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/runtime/maci64 :/Applications/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/bin/maci64:/Applications/MATLAB/MATLAB_Runtime/v911/sys/os/maci64

  3. $mypath の値を表示して、パスが正しいことを確認します。

    echo $mypath

  4. 現在のセッションに変数 DYLD_LIBRARY_PATH を設定します。

    export DYLD_LIBRARY_PATH=$mypath

  5. 変数を永続的に設定するには、次のコマンドを使用して、ホーム ディレクトリ内の .profile という名前のファイルに export コマンドを追加します。

    echo "export DYLD_LIBRARY_PATH=$mypath" >> ~/.profile

  6. 現在のセッションに変更を適用するには、source ~/.profile と入力します。

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