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MATLAB 関数のパッケージ化後に生成されるファイル
パッケージ化のプロセスが完了すると、ターゲット フォルダーの場所に for_redistribution
、for_redistribution_files_only
、for_testing
の 3 つのフォルダーが生成されます。
ターゲット フォルダーの場所に生成されたファイル PackagingLog.html
には、パッケージ化のプロセスで使用した mcc
コマンドと出力に関する情報が含まれています。
for_redistribution
フォルダー
MATLAB® がマシンにインストールされていないユーザーに、for_redistribution
フォルダーが配布されます。
このフォルダーには、アプリケーションと MATLAB Runtime (パッケージ化の時点でアプリケーションに含まれている場合) をインストールするファイル MyAppInstaller_web.exe
が含まれます。ターゲット プラットフォーム上でターゲット言語を使用するパッケージ化されたアプリケーションを、ターゲット フォルダー内で使用可能にするためのすべてのファイルがインストールされます。
for_redistribution_files_only
フォルダー
MATLAB がマシンにインストールされていないユーザーに、for_redistribution_files_only
フォルダーが配布されます。このフォルダーには、ターゲット言語により、ターゲット プラットフォーム上でパッケージ化されたアプリケーションの使用を可能にする、固有のファイルが含まれています。
C 共有ライブラリ
ファイル | 説明 |
---|---|
GettingStarted.html | パッケージ化情報が含まれる HTML ファイル。 |
filename.lib | ユーザー記述の共有ライブラリ用のインポート ライブラリ。 |
filename.h | ユーザー記述の共有ライブラリ用のヘッダー ファイル。 |
filename.dll | ユーザー記述の共有ライブラリ用のコード。 |
C++ 共有ライブラリ
ファイル | 説明 |
---|---|
GettingStarted.html | パッケージ化情報が含まれる HTML ファイル。 |
filename.lib | ユーザー記述の |
filename.h | ユーザー記述の |
filename.dll | ユーザー記述の |
| フォルダー また、パッケージ化情報を記述した |
COM コンポーネント
ファイル | 説明 |
---|---|
_install.bat | 生成された |
filename_1_0.dll | 生成された |
GettingStarted.html | パッケージ化情報が含まれる HTML ファイル。 |
.NET アセンブリ
ファイル | 説明 |
---|---|
filename.dll |
|
filename_overview.html | 生成されたコンポーネント用の HTML 概要ドキュメント。コンポーネントにアクセスするための要件や、 |
filenameNative.dll | ネイティブ API を使用してアクセス可能な、生成されたコンポーネントが含まれるファイル。 |
GettingStarted.html | パッケージ化情報が含まれる HTML ファイル。 |
Java アプリケーション
ファイル | 説明 |
---|---|
| フォルダー |
Filename.jar | ユーザー記述アプリケーション用の Java アーカイブ。 |
GettingStarted.html | パッケージ化情報が含まれる HTML ファイル。 |
Python アプリケーション
ファイル | 説明 |
---|---|
| フォルダー
|
setup.py | パッケージ化された Python アプリケーションをインストールするファイル。 |
GettingStarted.html | パッケージ化情報が含まれる HTML ファイル。 |
for_testing
フォルダー
このフォルダー内のファイルを使用して、アプリケーションをテストします。このフォルダーには、バイナリ、JAR
ファイル、ヘッダー ファイル、ソース ファイルなど、特定のターゲットに使用するすべての中間アーティファクトや最終アーティファクトが含まれています。パッケージ化プロセス中に作成される最終アーティファクトは、for_redistribution_files_only フォルダーで説明されているファイルと同じです。これらのファイルを使用して、アプリケーションをテストします。
生成される中間アーティファクトは、MATLAB ファイルのパッケージ化の結果です。これらはユーザーにとって重要ではありません。
このフォルダーには 3 つのテキスト ファイルも含まれています。readme.txt
には使用に関する情報が含まれています。mccExcludedFiles.txt
には、パッケージ化アプリケーションから除外されたファイルがリストされ、requiredMCRProducts.txt
にはアプリケーションを実行するために MATLAB Runtime で必要とされる製品の製品 ID が含まれています。製品 ID の詳細については、matlab.codetools.requiredFilesAndProducts
を参照してください。
参考
mcc
| deploytool
| compiler.build.Results