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アプリケーション コンパイラ アプリを使用した MATLAB 関数からのスタンドアロン アプリケーションの作成

この例では、MATLAB® Compiler™[アプリケーション コンパイラ] アプリを使用して MATLAB 関数をスタンドアロン アプリケーションにパッケージ化する方法を示します。あるいは、プログラムによる方法で MATLAB コマンド ウィンドウからスタンドアロン アプリケーションを作成する場合は、MATLAB 関数からのスタンドアロン アプリケーションの作成を参照してください。

  1. [MATLAB アプリ] タブで、[アプリ] セクションの右端にある矢印をクリックします。[アプリケーションのデプロイ] で、[アプリケーション コンパイラ] をクリックします。

    Library Compiler app header

    または、MATLAB プロンプトで applicationCompiler と入力して [アプリケーション コンパイラ] アプリを開くこともできます。

  2. [MATLAB Compiler] プロジェクト ウィンドウで、デプロイする MATLAB アプリケーションのメイン ファイルを指定します。

    1. ツールストリップの [メイン ファイル] セクションで をクリックします。

    2. [ファイルの追加] ウィンドウで matlabroot\extern\examples\compiler を参照し、magicsquare.m を選択します。[開く] をクリックします。

      関数 magicsquare.m がメイン ファイルのリストに追加されます。

  3. [パッケージ化オプション] セクションで次の 2 つのオプションのいずれかを選択して、生成されるアプリケーションに MATLAB Runtime インストーラーを含めるかどうかを決定します。

    • ランタイムを Web からダウンロードMATLAB Runtime をダウンロードしてデプロイされた MATLAB アプリケーションと共にインストールするインストーラーを生成します。

    • ランタイムをパッケージに含めるMATLAB Runtime インストーラーを含むインストーラーを生成します。

  4. パッケージ化されたアプリケーションとその外観をカスタマイズします。

    Application Compiler app with application name magicsquare

    • アプリケーション情報 — デプロイされるアプリケーションに関する編集可能な情報。また、アプリケーション アイコンとスプラッシュ スクリーンを変更して、スタンドアロン アプリケーションの外観をカスタマイズすることもできます。生成されるインストーラーはこの情報を使用して、インストールされるアプリケーションのメタデータを入力します。インストーラーのカスタマイズを参照してください。

    • コマンド ライン入力型のオプション — スタンドアロン アプリケーションの入力データ型の選択。詳細については、コマンド ライン入力のデータ型の決定 (スタンドアロン アプリケーションのパッケージ化の場合のみ)を参照してください。

    • 追加インストーラー オプション — 生成されるインストーラーの既定のインストール パスの編集と、カスタム ロゴの選択。インストール パスの変更を参照してください。

    • アプリケーションの実行に必要なファイル — 生成されるアプリケーションの実行に必要な追加ファイル。これらのファイルは、生成されるアプリケーション インストーラーに含められます。コンパイラ プロジェクトの必須ファイルの管理を参照してください。

    • エンド ユーザー用にインストールされるファイル — アプリケーションと共にインストールされるファイル。これらのファイルには、以下が含まれます。

      • 生成された readme.txt

      • ターゲット プラットフォーム用に生成される実行可能ファイル

      アプリケーションと共にインストールするファイルの指定を参照してください。

    • ランタイム追加設定 — 生成される実行可能ファイルを制御するためのプラットフォーム固有のオプション。ランタイム追加設定を参照してください。

      注意

      Windows® オペレーティング システムでコンソールのみのアプリケーションを作成する場合、[Windows の実行コマンド シェル (コンソール) を表示しない] をオフにします。既定では、このボックスはオンになっています。このボックスがオンの場合、コンソールのみのアプリケーションからの出力は表示されません。この例はコンソールのみのアプリケーションであるため、このボックスはオフにしなければなりません。

  5. パッケージ化されたアプリケーションを生成するには、[パッケージ化] をクリックします。

    [プロジェクトを保存] ダイアログ ボックスで、プロジェクトを保存する場所を指定します。

  6. [パッケージ] ダイアログ ボックスで、[プロセスが完了したら出力フォルダーを開く] が選択されていることを確認します。

    パッケージ化プロセスが完了したら、生成された出力を調べます。

    • ターゲット フォルダーの場所に for_redistributionfor_redistribution_files_onlyfor_testing の 3 つのフォルダーが生成されます。

      これらのフォルダー内に生成されるファイルの詳細については、MATLAB 関数のパッケージ化後に生成されるファイルを参照してください。

    • PackagingLog.htmlMATLAB Compiler により生成されたログ ファイル。

  7. スタンドアロン アプリケーションをインストールするには、デプロイされたアプリケーションのインストールを参照してください。

参考

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