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アプリケーション コンパイラ アプリを使用した MATLAB 関数からのスタンドアロン アプリケーションの作成
この例では、MATLAB® Compiler™ で [アプリケーション コンパイラ] アプリを使用して MATLAB 関数をスタンドアロン アプリケーションにパッケージ化する方法を示します。あるいは、プログラムによる方法で MATLAB コマンド ウィンドウからスタンドアロン アプリケーションを作成する場合は、MATLAB 関数からのスタンドアロン アプリケーションの作成を参照してください。
[MATLAB アプリ] タブで、[アプリ] セクションの右端にある矢印をクリックします。[アプリケーションのデプロイ] で、[アプリケーション コンパイラ] をクリックします。
または、MATLAB プロンプトで
applicationCompiler
と入力して [アプリケーション コンパイラ] アプリを開くこともできます。[MATLAB Compiler] プロジェクト ウィンドウで、デプロイする MATLAB アプリケーションのメイン ファイルを指定します。
ツールストリップの [メイン ファイル] セクションで をクリックします。
[ファイルの追加] ウィンドウで
を参照し、matlabroot
\extern\examples\compilermagicsquare.m
を選択します。[開く] をクリックします。関数
magicsquare.m
がメイン ファイルのリストに追加されます。
[パッケージ化オプション] セクションで次の 2 つのオプションのいずれかを選択して、生成されるアプリケーションに MATLAB Runtime インストーラーを含めるかどうかを決定します。
ランタイムを Web からダウンロード — MATLAB Runtime をダウンロードしてデプロイされた MATLAB アプリケーションと共にインストールするインストーラーを生成します。
ランタイムをパッケージに含める — MATLAB Runtime インストーラーを含むインストーラーを生成します。
パッケージ化されたアプリケーションとその外観をカスタマイズします。
アプリケーション情報 — デプロイされるアプリケーションに関する編集可能な情報。また、アプリケーション アイコンとスプラッシュ スクリーンを変更して、スタンドアロン アプリケーションの外観をカスタマイズすることもできます。Mac システムでは、カスタム スプラッシュ スクリーンはサポートされません。生成されるインストーラーはこの情報を使用して、インストールされるアプリケーションのメタデータを入力します。詳細については、インストーラーのカスタマイズを参照してください。
コマンド ライン入力型のオプション — スタンドアロン アプリケーションの入力データ型の選択。詳細については、コマンド ライン入力のデータ型の決定 (スタンドアロン アプリケーションのパッケージ化の場合のみ)を参照してください。
追加インストーラー オプション — 生成されるインストーラーの既定のインストール パスの編集と、カスタム ロゴの選択。インストール パスの変更を参照してください。
アプリケーションの実行に必要なファイル — 生成されるアプリケーションの実行に必要な追加ファイル。これらのファイルは、生成されるアプリケーション インストーラーに含められます。コンパイラ プロジェクトの必須ファイルの管理を参照してください。
エンド ユーザー用にインストールされるファイル — アプリケーションと共にインストールされるファイル。これらのファイルには、以下が含まれます。
生成された
readme.txt
ターゲット プラットフォーム用に生成される実行可能ファイル
アプリケーションと共にインストールするファイルの指定を参照してください。
ランタイム追加設定 — 生成される実行可能ファイルを制御するためのプラットフォーム固有のオプション。ランタイム追加設定を参照してください。
注意
Windows® オペレーティング システムでコンソールのみのアプリケーションを作成する場合、[Windows の実行コマンド シェル (コンソール) を表示しない] をオフにします。既定では、このボックスはオンになっています。このボックスがオンの場合、コンソールのみのアプリケーションからの出力は表示されません。この例はコンソールのみのアプリケーションであるため、このボックスはオフにしなければなりません。
パッケージ化されたアプリケーションを生成するには、[パッケージ化] をクリックします。
[プロジェクトを保存] ダイアログ ボックスで、プロジェクトを保存する場所を指定します。
[パッケージ] ダイアログ ボックスで、[プロセスが完了したら出力フォルダーを開く] が選択されていることを確認します。
パッケージ化プロセスが完了したら、生成された出力を調べます。
ターゲット フォルダーの場所に
for_redistribution
、for_redistribution_files_only
、for_testing
の 3 つのフォルダーが生成されます。これらのフォルダー内に生成されるファイルの詳細については、MATLAB 関数のパッケージ化後に生成されるファイルを参照してください。
PackagingLog.html
— MATLAB Compiler により生成されたログ ファイル。
スタンドアロン アプリケーションをインストールするには、デプロイされたアプリケーションのインストールを参照してください。
参考
アプリケーション コンパイラ | deploytool
| compiler.build.standaloneApplication