log
ガロア体の対数
構文
y = log(x)
説明
y = log(x)
は、ガロア配列 x
の各元の対数を計算します。y
は、方程式 A.^y = x
を解く整数配列で、A
は x
内で元を表現するために使用される原始元です。より明示的には、対数の基底 A
は、gf(2,x.m)
または gf(2,x.m,x.prim_poly)
です。ゼロの対数は未定義なため、x
のすべての要素は非ゼロでなければなりません。
例
下記のコードは、対数演算が指数演算の逆であることを示します。
m = 4; x = gf([8 1 6; 3 5 7; 4 9 2],m); y = log(x); primel = gf(2,m); % Primitive element in the field z = primel .^ y; % This is now the same as x. ck = isequal(x,z)
出力は以下のようになります。
ck = 1
下記のコードには、1
の対数は 0
であり、基底 (primel
) の対数は 1
であることが示されています。
m = 4; primel = gf(2,m); yy = log([1, primel])
出力は以下のようになります。
yy = 0 1
バージョン履歴
R2006a より前に導入