カスタム ツールチェーンの使用
カスタム ツールチェーンはスタティック ライブラリ、ダイナミック ライブラリまたは実行可能ファイルを生成するときに使用可能です。MEX 関数の生成に使用することはできません。MEX 関数の生成に使用するコンパイラを指定するには、C または C++ コンパイラの設定を参照してください。
カスタム ツールチェーンを使用する前に、カスタム ツールチェーンの登録で説明されているように、カスタム ツールチェーンを登録します。
coder.config
を使用して構成オブジェクトを作成します。以下に例を示します。cfg = coder.config('exe');
config(end).Name
の値をrtwTargetInfo.m
ファイルから取得します。次に、cfg.Toolchain
プロパティにその値を割り当てます。cfg.Toolchain = '
mytoolchain v#.#
' | 'buildartifact (platform)
'展開で説明されているように、コード生成に必要な他の手順を実行します。たとえば、以下のようにソース コードのパスおよびファイル名を指定します。
cfg.CustomSource = 'filename_main.c'; cfg.CustomInclude = pwd;
関数
codegen
を使用してコードを生成するときは、カスタム ツールチェーンを使用する構成オブジェクトを指定します。次に例を示します。codegen -config cfg filename
これで、カスタム ツールチェーンの登録で説明されているカスタム ツールチェーンを生成および使用するためのワークフローを完了したことになります。