単精度の変換でサポートされる MATLAB 言語機能
単精度の変換でサポートされる MATLAB 言語機能
単精度の変換では次の MATLAB® 言語機能がサポートされています。
n 次元配列。
行列演算 (行および列の削除を含む)。
可変サイズのデータ (可変サイズ データのためのコード生成を参照)。比較プロットでは可変サイズ データはサポートされていません。
複素数 (複素数データのコード生成を参照)。
数値クラス (サポートされている変数の型を参照)。
算術演算子、関係演算子および論理演算子。
ローカル関数。
グローバル変数。
永続変数
構造体。
文字。
単精度の変換では Unicode® 文字の完全なセットをサポートしていません。生成されたコードでは、文字は 8 ビットの精度に制限されています。多くの数学演算では 8 ビットより高い精度が必要とされます。MATLAB アルゴリズムを単精度に変換する場合は、文字を使用した算術処理を行わないことをお勧めします。
MATLAB クラス。単精度の変換では次がサポートされます。
クラス プロパティ
コンストラクター
メソッド
特殊化
クラスの継承またはパッケージはサポートしません。
プロパティが既定値の場合、
codegen
での-singleC
オプションを使用した単精度の変換でクラスはサポートされません。プロパティ値はコンストラクターで初期化しなければなりません。定数プロパティは倍精度データ型に初期化できません。関数の呼び出し (コード生成における関数呼び出しの解決を参照)
MATLAB Coder™ アプリまたは
codegen
と共に-singleC
を使用して単精度の C/C++ コードを生成する場合、varargin
とvarargout
はサポートされます。codegen
を-double2single
と共に使用する場合、これらはサポートされません。varargin
またはvarargout
を使用しない関数の場合、MATLAB Coder アプリまたはcodegen
を-singleC
と共に使用して単精度の C/C++ コードを生成する場合にのみ、生成されたエントリポイント関数内の入力引数または出力引数の数を制御できます。
単精度の変換でサポートされない MATLAB 言語機能
単精度の変換では次の機能はサポートされていません。
無名関数
cell 配列
string スカラー
エントリポイント関数の入力または出力としての値クラスのオブジェクト
関数ハンドル
Java®
入れ子関数
再帰
スパース行列
try
/catch
ステートメントvarargin
とvarargout
、またはエントリポイント関数の定義よりも少ない入力引数または出力引数の生成