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コード生成の準備状態ツールでは、MATLAB® コード内にコード生成でサポートされない機能や関数がないかどうかを調べることができます。このツールは、サポートされていない機能と関数を含むソース ファイルをリストにしたレポートを提供します。また、このレポートは、コード生成に適した MATLAB コードにするために必要な作業量を示します。このツールがコード生成の問題をすべて検出するとは限りません。状況によっては、誤ったエラーが報告される場合があります。したがって、C コードを生成する前に MEX 関数を生成して、該当のコードがコード生成に適しているかどうかを確認してください。
コード生成の準備状態ツールは、コード ジェネレーターが自動的に外部として扱う関数はレポートしません。このような関数の例として、plot
、disp
、および figure
が挙げられます。外部関数を参照してください。
コード生成の準備状態ツールは、MATLAB Online™ ではサポートされていません。
[概要] タブでは、[コード生成の準備状態のスコア] が 1
から 5
の範囲で提供されています。スコア 1
は、MATLAB コードに大きな変更を加えないとコード生成には適さないような問題を検出したことを示します。スコア 5
は、コード生成の問題が何も検出されなかったことを示します。このコードは、そのまま使用できるか、最小限の変更ですぐに使用できます。
このタブには以下に関する情報も表示されます。
MATLAB 構文の問題点。これらの問題点は MATLAB エディターにレポートされます。問題点の詳細と修正方法を調べるには、コード アナライザーを使用してください。
サポートされていない MATLAB 関数の呼び出し。
サポートされていない MATLAB 言語機能。
サポートされていないデータ型
チェックしているコードが他の MATLAB 関数を呼び出す場合や、複数のエントリ ポイント関数をチェックしている場合、[コード構造] タブが表示されます。
このタブには、各ファイルの相対サイズと、各ファイルのコード生成の適性に関する情報が表示されます。
[コード配布] ペインには、ファイルの相対サイズと各ファイルのコード生成の適性を示す円グラフが表示されます。この情報は、プロジェクトの計画フェーズでの見積やスケジューリングに使用できます。このレポートで複数のファイルがコード生成に適さないことが示されている場合は、小さな変更で済むファイルを先に修正し、その後で重大な問題を含むファイルを処理するよう検討してください。
[呼び出しツリー] ペインには関数呼び出しの入れ子の情報が表示されます。このレポートには、呼び出される関数それぞれについて、1
から 5
の範囲で [コード生成の準備状態] スコアが表示されます。スコア 1
は、MATLAB コードに大きな変更を加えないとコード生成には適さないような問題を検出したことを示します。スコア 5
は、コード生成の問題が検出されなかったことを示します。このコードは、そのまま使用できるか、最小限の変更ですぐに使用できます。また、レポートには各ファイルのコードの行数もリスト表示されます。
MATLAB 関数の表示- [MATLAB 関数の表示] を選択すると、関数で呼び出される MATLAB 関数の一覧もレポートに表示されます。これらの MATLAB 関数がコード生成に対応していれば、それぞれに対して [コード生成の準備状態] が [はい
] に設定されます。