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C++ チェック
C++ コード専用チェック
Polyspace® Code Prover™ の C++ 専用チェックは、オブジェクト指向プログラミングや例外処理など、C++ に固有のパラダイムから発生するランタイム エラーがないかチェックします。このようなエラーのほとんどは C コードでは発生しません。
Polyspace 結果
誤ったオブジェクト指向プログラミング | this ポインターの動的な型が不適切 |
無効な C++ に固有の演算 | C++ 固有の無効演算が発生 |
値を返さない関数 | 値を返すはずの C++ 関数が値を返さない |
null の this ポインターを呼び出すメソッド | メンバー関数呼び出しに際し this ポインターが null |
キャッチされていない例外 | 例外がキャッチされないまま main 関数や他のエントリポイント関数に伝播 |
トピック
- 無効な C++ に固有の演算チェックのレビューと修正
非正の配列サイズになる根本原因、または
typeid
演算子やdynamic_cast
演算子の誤った使用法の根本原因を判断する。 - キャッチされていない例外チェックのレビューと修正
例外がどうやってキャッチされずにスローされた関数からエスケープしたのか調べる。
- 値を返さない関数チェックのレビューと修正
関数本体全体を調べて
return
ステートメントで終了しないパスを特定する。 - null の this ポインターを呼び出すメソッド チェックのレビューと修正
現在のオブジェクトを指すポインターが
NULL
値になる可能性がある理由を調べる。 - 誤ったオブジェクト指向プログラミング チェックのレビューと修正
特定の
virtual
メンバー呼び出し、またはthis
ポインターの使用によってオブジェクト指向プログラミングの誤ったパターンが表される理由を調べる。