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その他のチェック
標準ライブラリ関数の使用方法、ポインター キャストおよび
assert
ステートメントのチェックPolyspace® Code Prover™ は、特定の C/C++ ライブラリに固有の以下のようなランタイム エラーがないかチェックできます。
標準ライブラリの数学関数を使用するときの定義域エラー。
AUTOSAR ランタイム環境 (RTE) の関数を使用するときの設計範囲の超過。
Polyspace 結果
AUTOSAR ランナブルが実装されていません | AUTOSAR ランナブルを実装する関数が見つからない |
正確性の条件 | ポインターのキャストまたは関数ポインターの使用に際して不一致が生じる |
AUTOSAR ランナブルの実装の無効な結果 | 戻り値または出力引数が AUTOSAR 仕様に違反している |
AUTOSAR のランタイム環境関数の無効な使用 | RTE 関数の引数が AUTOSAR 仕様に違反している |
標準ライブラリ ルーチンの無効な使用 | 無効な引数で標準ライブラリ関数が呼び出される |
AUTOSAR 仕様に非準拠 | RTE API 関数が、AUTOSAR 規格仕様に違反する引数を指定して使用されている (R2021a 以降) |
ユーザー アサーション | assert ステートメントが失敗 |
モデル参照の入力/出力が指定された範囲外 | Input or output of generated code from model reference outside of range specified in model |
トピック
- 正確性の条件チェックのレビューと修正
関数ポインターの誤用、配列の不適切な変換、または指定された制約外の変数値になる根本原因を見つける。
- 標準ライブラリ ルーチンの無効な使用チェックのレビューと修正
標準ライブラリ ルーチンに対する現在の呼び出しの引数が無効である理由を調べる。
- ユーザー アサーション チェックのレビューと修正
assert
ステートメントの条件が失敗する理由を調べる。 - AUTOSAR コードに対する Polyspace の結果のレビュー
ARXML データ制約違反を強調表示する Polyspace の結果を解釈する。
- コード内の変数間の関係の検出
任意の操作に含まれる変数が前の操作に関連しているかどうかを判断する。