-submit-job-from-previous-compilation-results
解析ジョブが再コンパイルなしで再投入されなければならないことを指定
構文
-submit-job-from-previous-compilation-results
説明
-submit-job-from-previous-compilation-results では Polyspace® 解析が前回の解析からのコンパイル結果を使ってコンパイル段階後から開始されなければならないことを指定します。このオプションは主に、デスクトップからリモート サーバーに Polyspace 解析の負荷を移す場合に役立ちます。たとえば、サーバーとクライアント間の通信の問題によりコンパイル後にリモート解析が停止した場合、このオプションを使用します。このオプションは、サーバー製品のコマンド (polyspace-bug-finder-server および polyspace-code-prover-server (Polyspace Code Prover)) で使用するのではなく、デスクトップ製品のコマンド (polyspace-bug-finder および polyspace-code-prover (Polyspace Code Prover)) で使用することに注意してください。
リモート解析を実行する場合、次が行われます。
ローカル ホスト コンピューターで、Polyspace ソフトウェアによってコードのコンパイルとコーディング ルールのチェックが行われます。
次に、解析ジョブが MATLAB® Parallel Server™ クラスターのヘッド ノードの MATLAB ジョブ スケジューラに送信されます。
MATLAB Parallel Server クラスターのヘッド ノードでは、検証ジョブが Polyspace 解析の残りの段階が行われるワーカー ノードに割り当てられます。
最初の手順が完了した後に解析が停止し、解析を再開する場合、このオプションを使用して前回の解析のコンパイル結果を再利用します。これにより、コンパイル段階から解析を再開しなくてもすみます。
このオプションを使用する場合、現在の解析では前回の解析と同じ結果フォルダーを使用する必要があり、その結果フォルダーには、前回の解析でのコンパイル結果を含むファイル polyspace.zip が格納されている必要があります。そうでない場合、次のようなエラー メッセージが表示されます。
You used the option -submit-job-from-previous-compilation-results but the current results folder does not have compilation results.ユーザー インターフェイス (Polyspace デスクトップ製品のみ) では、[構成] ペインの [その他] フィールドにこのオプションを入力します。Otherを参照してください。
例
前回の解析のコンパイル結果と共にリモート解析を指定します。
Bug Finder:
polyspace-bug-finder -batch -scheduler localhost -submit-job-from-previous-compilation-results
Code Prover:
polyspace-code-prover -batch -scheduler localhost -submit-job-from-previous-compilation-results
ヒント
Polyspace as You Code で解析ジョブをリモート クラスターに送信することはできません。