Main Content

Waveform From Wireless Waveform Generator App

Simulink にエクスポートされた無線波形ソース

R2021b 以降

  • Waveform From Wireless Waveform Generator App block

ライブラリ:
None

説明

Waveform From Wireless Waveform Generator App ブロックは、無線波形発生器アプリを使用して生成されます。生成されたブロックは、Simulink® モデルの無線波形ソースとして使用できます。

メモ

実際のブロック名と出力波形は、ブロックの生成前にアプリで構成した波形に基づきます。

5G Toolbox™ ソフトウェアを使用して Simulink にエクスポートできる波形タイプの概要については、5G 波形発生器アプリを参照してください。

ブロックを生成するには、次のようにします。

  1. アプリのツールストリップの [波形タイプ] セクションで、構成する波形をクリックし、Simulink にエクスポートします。

  2. 選択した波形のパラメーターを設定します。

  3. アプリのツールストリップの [エクスポート] セクションで [エクスポート] をクリックし、[Simulink にエクスポート] を選択します。

[マスク エディター] ウィンドウの [コード] タブには、構成された波形を出力するためにブロックが実行する MATLAB® コードが含まれています。読み取り専用のブロック パラメーターと波形構成パラメーターにアクセスするには、UserData 共通のブロック プロパティを使用します。このプロパティは次のフィールドからなる構造体です。

  • WaveformConfig — 波形構成パラメーター

  • WaveformLength — 波形長

  • Fs — 波形のサンプル レート

生成されたブロックの使用方法の詳細については、アプリにより生成されるブロックを使用した Simulink でのワイヤレス波形の生成を参照してください。

制限

5G NR 波形用に生成されたブロックを除き、ランダムなユーザー定義信号データを使用して波形用に生成されたブロックは、ラピッド アクセラレータ モードをサポートしません。アプリの [ビット ソース] パラメーターを [User-defined] に設定したときに、それらのブロックでラピッド アクセラレータ モードを有効にするには、データ ソースとして疑似ノイズ (PN) データを使用します。

端子

出力

すべて展開する

時間領域の無線波形。複素行列として返されます。行列の列の数は、送信アンテナの数に対応します。アプリで選択した波形タイプによって、出力波形タイプが決まります。波形構成パラメーターにアクセスするには、UserData 共通ブロック プロパティの WaveformConfig 構造体フィールドを使用します。

データ型: double
複素数のサポート: あり

パラメーター

すべて展開する

読み取り専用の波形パラメーター

ブロックは、[コード] タブの波形構成に基づいてこれらのパラメーターを自動的に更新します。

このパラメーターは読み取り専用です。

このパラメーターにアクセスするには、UserData 共通ブロック プロパティの Fs 構造体フィールドを使用します。Fs 構造体フィールドの単位は Hz です。

このパラメーターは読み取り専用です。

このパラメーターにアクセスするには、UserData 共通ブロック プロパティの WaveformLength 構造体フィールドを使用します。WaveformLength 構造体フィールドの単位はサンプル数です。

シミュレーション パラメーター

次のパラメーターは、シミュレーション中にブロックが波形を出力する方法を制御します。

このパラメーターは、各出力フレームにバッファリングするサンプル数を指定します。

このパラメーターは、使用可能なすべての波形サンプルをブロックが出力した後の出力値を指定します。

  • [サイクリック繰り返し] を選択すると、ブロックは波形の最後のサンプルに到達した後、最初から波形を繰り返します。

  • [0 に設定] を選択すると、ブロックは波形の最後のフレームを生成した後、シミュレーションの間、ゼロ値の出力を生成します。

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2021b で導入

参考

アプリ