SystemVision

SystemVision® は、業界標準言語の VHDL-AMS（IEEE規格1076.1）と SPICE を活用することにより、システム・アーキテクチャのモデリングとコンポーネントレベルの回路プロトタイピングとをつなぐ解析プラットフォームです。SystemVision には、グラフィカル設計入力機能、VHDL-AMS のモデリング／ライブラリ・ツール、最先端のシミュレーション技術、強力な波形ビューア、および波形解析ツールが備わっています。

Simulink® と MATLAB® に搭載された制御システム・モデリング、データ解析、Simulink Coder™ によるリアルタイム・コード生成といった高度な機能をメンター・グラフィックスの SystemVision と併用すると、センサやアクチュエータの VHDL-AMS モデルをはじめ、システム全体を同時にモデル化、シミュレーションできます。

SystemVision は、自動車、鉄道車両、航空機など幅広い輸送アプリケーションのサブシステム設計に対応しており、チーム単位でも個人単位でも導入可能です。SystemVision には、SystemVision の回路図に関連付けできる Simulink 用ブロックが用意されているため、回路図を Simulink システムの一部としてシミュレーションすることができます。また、Simulink Coder との連携によって、Simulink モデル全体のCコードを生成し、SystemVision などのリアルタイム・ターゲット上でシステム・シミュレーションに使用することも可能です。