MATLAB ライセンス マネージャーが使用す​るポートと、その設定​方法を教えてください​。

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team 2012 年 5 月 28 日
私の環境でライセンス マネージャーを構成するために、ライセンス マネージャーがどのポートを使用しているか知りたいです。
ライセンス マネージャーがどのポートを使用するか、また私がそのポートをどのようにして変更できるか知りたいです。

採用された回答

MathWorks Support Team
MathWorks Support Team 2019 年 3 月 7 日
FLEXnet ライセンス マネージャーは、通常 2 つの TCP ポートを必要とします。
ライセンス マネージャーは 2 つのプロセス、ライセンス マネージャー デーモン (lmgrd) およびベンダー デーモン (MLM) を保有しています。
各々のプロセスは異なるポート上で動作します。
各プロセスのポートはライセンス サーバー上の MATLAB ライセンス ファイル内で指定されます。
これらのポートは固定されず、マシン上の任意の利用可能な TCP ポートに変更できます。
ライセンス マネージャー デーモン (lmgrd) によって使用されるポートはクライアント アプリケーションからのライセンス リクエストを受け取ります。
このポートはインストールの間に既定の設定として 27000 にセットされます。
lmgrd がクライアント アプリケーションからリクエストを受けると、ベンダー デーモン(MLM)は、ベンダー デーモンの名前と位置および 2 番目のポート番号で応答します。
2 番目のポートはクライアント アプリケーションと MLM との間のコミュニケーションに使用されます。
MLM ポートは、ライセンス チェックアウトおよびステータス リクエストのコミュニケーションに使用されます。
MLMによって使用されるポートは、既定ではセットされません。
セットされないと、ポートは無作為に選ばれます。
ライセンス マネージャーのポートはライセンス マネージャー マシン上の license.dat ファイル内で指定されます。
ライセンス マネージャー ファイルは (サーバー上の) Windows の flexlm フォルダー (R2010b では etc) にある MATLAB インストール ディレクトリ の中、および他のすべてのシステムの etc サブディレクトリにあるMATLAB インストール ディレクトリの中にあります。
lmgrd のためのポートは license.dat ファイルの SERVER 行でセットされます。
例えば、ポート 27000 を指定すると:
SERVER server1 8090bf8d 27000
ポートを変更するためには、27000 を他の数に変更してください。
27000 と 27010 の間の値を選ぶことをお勧めします。
MLM のためのポート割り当ては license.dat ファイルの DAEMON 行で指定されます。
既定の設定では、セットされません。
ポートを変更するには、DAEMON 行の終わりに「port=」とポート番号を追加します。
例えば:
DAEMON MLM "C:\Program Files\MATLAB\R2010b\etc\win32\mlm.exe" port=1049
この例において、MLM のためのポートは 1049 です。
ファイアウォールを通過する環境でライセンス マネージャーを実行している場合、MLM のためのポート割り当ての指定は有用なことがあります。
このような場合は、指定されたポートを使うことによって、ファイアウォール内でこれらのポートを開放することができます。

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