MATLAB がクラッシュしたときのエラーログファイルはどこにありますか?
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MathWorks Support Team
2013 年 1 月 31 日
編集済み: MathWorks Support Team
2021 年 5 月 18 日
MATLAB がクラッシュしたときのエラーログファイルが生成されるフォルダを教えてください。
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MathWorks Support Team
2021 年 5 月 18 日
編集済み: MathWorks Support Team
2021 年 5 月 18 日
MATLAB がクラッシュした場合、場合により数は異なりますが下記3つのログファイルが生成されます。
matlab_crash_dump.XXXX
java.log.XXXX
hs_error_pidXXXX.log
XXXX には数値が入ります。
例:"matlab_crash_dump.3944", "java.log.3944" and "hs_error_pid3944"
クラッシュログを取得する方法として、保存先フォルダの確認方法、自動収集ツール使う方法を紹介します。
1. 保存先フォルダの確認方法
Windows
:
ログファイルは一時フォルダに保存されます。Windows のスタートメニューで %temp% と検索することでフォルダを開くこともできます。もしくは、エクスプローラにて以下の場所を開きます。
C:\Users\$YourName$\AppData\Local\Temp
MATLAB を起動できる場合には、コマンドウィンドウから下記コマンドで確認できます。
>> tempdir
こちらのフォルダは下記 MATLAB コマンドで直接開くこともできます。
>> winopen(tempdir)
場合によっては上記のフォルダではなく、MATLAB 上で userpath として認識されるフォルダに出力されることもあります。下記 MATLAB コマンドでディレクトリを確認できます。
>> userpath
Linux / Mac
:
Linux や Mac では、既定の状態で home フォルダにログファイルが生成されます。注:MATLAB が -logfile オプション付きで起動されている場合はログファイルは作成されず、-logfile で指定されたファイルに、クラッシュ情報が追記されます。
2. クラッシュログ収集ツール(All OS 対応)
下記で公開されている extractCrashLogs 関数を使用します。
- File Exchange: extractCrashLogs(nDays,logDir)
http://www.mathworks.com/matlabcentral/fileexchange/48704-extractcrashlogs-ndays-logdir-
MATLAB 上で
>> extractCrashLogs
と実行すると、過去60日以内に発生した全ての MATLAB クラッシュログを既定の一時フォルダから収集し zip ファイルを生成します。入力引数として日数や別のフォルダを与えることもできます。例えば
>> extractCrashLogs(1)
と実行すると、過去一日以内に発生したクラッシュログを、既定の一時フォルダから収集します。また、
>> extractCrashLogs(5, pwd)
と実行すると、過去五日以内に発生したクラッシュログを、現在のフォルダから収集します。
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