EmbeddedCoderでプリプロセッサとしてコード生成するための表現
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Embedded CoderでのCコード生成を視野に入れた、simulink上でのブロックチャート作成の際に、
#include、#define、#if等の表現はどのように行えばいいでしょうか?
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Toshinobu Shintai
2020 年 9 月 9 日
添付ファイルに、R2019bでサンプルモデルを作成してみました。「my_controller.slx」を開き、Ctrl + Bでコード生成を行ってください。
[#includeについて]
Simulinkモデルにおいて#includeを使う場面は、外部のCコードをインポートする場合だと思われます。モデルのように「C Caller」というブロックでC言語の関数を呼ぶことができます。#includeの設定は、コンフィギュレーションパラメータのシミュレーションターゲットで設定できます。
[#defineについて]
#defineの用途としては、定数の定義と#ifの条件式の定義、の二つの用途があるかと思います。
定数の定義として活用しい場合は、Simulink.Parameterに対してストレージクラスをDefineに指定すると、その変数はコード生成後に#defineで定義されるようになります。
#ifの条件式の定義については、次を参照してください。
[#ifについて]
C言語の#ifによる条件分岐は、Simulinkではバリアントモデルに相当します。バリアントモデルの設定で、以下のように「ブロック線図の更新中にすべての選択肢を解析し、プリプロセッサの条件を生成する」にチェックを入れます。
これにより、バリアントモデルの切替条件の式がコード生成後はプリプロセッサで作られます。
3 件のコメント
Toshinobu Shintai
2020 年 12 月 22 日
取り込むヘッダファイルにさらにincludeファイルがある(型定義等)場合、コンフィギュレーションパラメータに特に追加で記述する必要はありません。
xxx.hが別ディレクトリにある場合、そのディレクトリにMATLABのパスが通っていればよいです。通っていなければエラーとなります。
参考
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