Figure を保存するための savefig 関数には、Figure を開いた時の状態(表示・非表示)を指定するようなオプションは提供されていません。
代替案として、ダブルクリックの代わりに、openfig 関数で' visible' オプションを付けて開く方法があります。
openfig('savedFigure1,fig','visible')
または、Figure の CreateFcn プロパティを使って、Figure が作成されるタイミングで 'Visible' プロパティを 'on' に設定するようにコーディングする方法があります。
hFig = figure('Visible', 'off'); % 非表示設定の Figure 作成
plot(1:10)
% CreateFcn コールバックの設定
set(hFig, 'CreateFcn', 'set(gcbo,''Visible'',''on'')');
% Fig ファイルの保存
savefig(hFig, 'savedFigure2.fig')
上記で作成された savedFigure2.fig をダブルクリックして開こうとすると、CreateFcn コールバックにより、Figure は表示されます。