Parallel Computing Toolbox は P コアと E コアをどのように使用するのですか?

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team 2025 年 2 月 26 日
編集済み: MathWorks Support Team 2025 年 2 月 26 日
アーキテクチャがパフォーマンスコアとエフィシエントコア(P コアと E コア) に分割されている CPU を搭載したコンピューターがあります。これを Parallel Computing Toolbox で使用したいのですが、実行するワーカーの数や、両方の種類のコアを使用することの必要性や可否について教えてください。

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team 2025 年 2 月 26 日
編集済み: MathWorks Support Team 2025 年 2 月 26 日
Parallel Computing Toolbox (PCT) は、両方のタイプのコアを使用できます。MATLAB は、パフォーマンス指向か効率性を重視した設計かに関係なく、利用可能なコア間でプロセスをスケジュールするためにオペレーティング システムに依存します。ただし、PCT はパフォーマンス (P) コアとエフィシエント (E) コアの両方を利用できますが、計算タスクについては物理 P コアの数と同じ数の並列ワーカーを使用することが最もおすすめです。これは、P コアは計算能力の点で従来の物理コアに類似しているのに対し、E コアは省電力と負荷の少ないタスク向けに最適化されているためです。
R2024a 以降、Parallel Computing Toolbox のローカルの「Processes」プロファイルは、マシン上の P コアの数と同じ数のデフォルト ワーカーを使用します。これはすべてのチップセットに一貫して適用されるとは限りません。パフォーマンス コアが正しく検出されない場合、デフォルトはマシン上の物理コアの数のままになります。
Windows 電源プラン:
Windows を使用している場合は、Windows の電源プランの調整を検討してください。これが「バランス」に設定されている場合、Windows はバックグラウンド アプリケーションまたは選択されていないアプリケーションの優先順位を下げ、システムの E コアでのみ実行されるようにすることがあります。電源プランを「高パフォーマンス」に設定すると、Intel Thread Director は各コアに最適なワークロードを選択できるようになります。 
パフォーマンスについて:
並列計算に E コアを含めるとパフォーマンスの向上が見られる場合もありますが、そのスケールは P コアとは異なる場合があります。実際のパフォーマンスの向上は、コードの性質と実行される特定のタスクによって異なります。場合によっては E コアは要求の少ない並列タスクを効果的に処理できるため、P コアはより集中的な計算に集中できます。
使用されるコアのデフォルトの数を変更する場合:
Parallel Computing Toolbox が活用するコアの数を変更する方法については以下をご参考ください。

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