FigureのRendererモードがOpenGLの場合、ハードウェアのOpneGLドライバの問題で、ハードウェアOpenGLを使用するグラフィックスを表示できない場合があります。
対処方法として、下記コマンドを実行してグラフィックスが正常に表示されるか御確認ください。
【R14までの場合】
opengl autoselect
feature('UseGenericOpenGL',1)
【R14SP1以降の場合】
opengl autoselect
opengl('software')
上記 feature('UseGenericOpenGL',1)およびopengl('software')はRendererモードがOpenGLで問題が発生するハードウェア環境で、デフォルトのハードウェアOpenGLではなく、ソフトウェアOpenGLでの利用に切り替える方法です。元の環境に戻す場合は下記コマンドを入力してください。
【R14までの場合】
feature('UseGenericOpenGL',0)
【R14SP1以降の場合】
opengl('hardware')
上記のfeatureコマンドまたはopengleコマンドでもFigureが正常に表示されない場合は、以下のようにレンダラーモードをZbuffer(またはPainters)に設定して、Figureの表示を御確認ください。
opengl neverselect
set(0,'defaultfigurerenderer','Zbuffer')
なお、デフォルト設定でソフトウェアOpenGLやZbufferを利用する場合は、MATLABインストールディレクトリ下のworkディレクトリ下に、startup.mファイルを作成し、上記2行のコマンドを記述してください。このstartup.mファイルは、MATLAB起動時に自動的に実行されます。