
Simulink上で白色雑音にアナログフィルタを通過させた信号を観測していますが、周波数応答が期待と異なります。
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MathWorks Support Team
2013 年 10 月 25 日
回答済み: MathWorks Support Team
2013 年 10 月 25 日
下図の様に、Spectrum Scopeブロックを使って、白色雑音にアナログハイパスフィルタを通過させた信号を観測しています。通過帯域の振幅の大きさが0dBとなることを期待していたのですが、振幅応答が大きくなっています。

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MathWorks Support Team
2013 年 10 月 25 日
この現象は、エイリアシングによるものと考えられます。
Analog Filter Designブロックの後段の信号を Zero-Order Holdブロックで離散化しておりますが、離散信号のナイキスト周波数(上記例では500Hz)以上の信号がエイリアシングとして現れています。アナログのハイパスフィルタやバンドストップフィルタを利用し、後段で離散化する時には、エイリアシングが発生することが予想されます。
下図の様に、ナイキスト周波数付近で帯域制限するローパスフィルタ(黄色ブロック)を挿入すると、エイリアシングが打ち消され、通過帯域の振幅の大きさが0dBになっているのが確認できます。

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