Microsoft Visual C/C++を用いてSimulinkモデルのビルドを行うと、ヒープ領域に関するエラーが発生します。
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MathWorks Support Team
2013 年 10 月 25 日
編集済み: MathWorks Support Team
2020 年 10 月 29 日
Microsoft Visual C/C++を用いてSimulinkモデルのビルドを行うと、次のエラーが発生します。
ERROR: fatal error C1076
コンパイラの制限:ヒープ領域を使い果たしました。上限を設定するために/Zmオプションを使用してください。
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MathWorks Support Team
2020 年 11 月 20 日
編集済み: MathWorks Support Team
2020 年 10 月 29 日
このエラーはVisual C/C++がコンパイル時に使用するヒープメモリ領域が、デフォルトの上限値(105MB)を上回った時に発生します。
このエラーを回避するには、次の2通りの方法があります。
(1) [コンフィギュレーションパラメータ]→[Real-Time Workshop]→[Make]コマンドを次のように修正します。この例では、ヒープメモリの上限値を210MBに設定しています。
■修正前
make_rtw
■修正後
make_rtw OPTS=-Zm200
(2) テンプレートMakeファイルのユーザオプション設定行に/Zmオプションを追加します。
テンプレートMakeファイルとは、<matlabroot>\rtw\cフォルダ内の各フォルダにシステムターゲットファイル/コンパイラ毎に用意されている拡張子tmfのファイルです(<matlabroot>はMATLABインストールフォルダ)。
例えば、システムターゲットファイル:grt.tlc、コンパイラ:Visual C/C++を利用している場合は、grtフォルダにあるgrt_vc.tmfを次のように修正します。
■修正前\n
# General User Options
OPTS =
■修正後\n
# General User Options
OPTS = -Zm200
/Zmオプションの詳細につきましては、MSDNの下記URLを参照して下さい。
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