Coverage Filter の機能は、MATLAB R2011aから追加された新機能になります。
Coverage Filter の機能を使用することで出来ます。下記がその実行手順の一例になります。
sf_carモデルを元に手順を紹介します。
1) sf_carを開く
2) sf_car/shift_logicを右マウスで選択し、”カバレッジ” ->” 設定”
で、「このモデルに対するカバレッジ」にチェックを入れ、適用ボタンを押します。
3)sf_car/shift_logicを右マウスで選択し、”カバレッジ” -> ”Chart with all descendantsの排除”を選択します。 「ファイルをモデルに付加」を選択の上、OKボタンを押します。
4)カバレッジシミュレーションを実行します。レポートよりsf_car/shift_logicが計測されていないことが
確認できます。
5)sf_car/shift_logicを右マウスで選択し、”カバレッジ” ->” フィルターから排除”
で、OKボタンを押します。
カバレッジシミュレーションを実行します。レポートよりsf_car/shift_logicが計測されていることが
確認できます。
なお、Coverage Filterの機能の詳細につきましては、Simulink Verification and Validation ドキュメントの「Excluding Model Objects From Coverage」に記載されています。