次の手順で、線形化結果を1つの figure ウィンドウ上に、それぞれの系ごとに表示させます。
1. GETLININFO コマンドでモデル上の線形化の入出力ポイントを取得
モデルウィンドウ上で線形化の入出力ポイントを、観測したい系の入出力ポイントを表すように設定した後、次のようにコマンドから取得します。
2. 線形化のコマンド LINEARIZE を用いて線形化後のシステムを取得
LINEARIZE 関数の入力引数に、1で取得した 線形化の入出力ポイントを指定することで、観測したい系ごとに結果をオブジェクトとして得ることが可能です。詳細は、次の URL のページをご参照ください。
3. 得られたオブジェクトに対して、応答を描画
線形解析の結果にて表示されるウィンドウと同じウィンドウ(LTI Viewer)を開くには、LTIVIEW コマンドを使用します。
ボード線図を描画する場合は、1 つ目の入力引数に 'bode' を指定します。ステップ応答の場合は 'step', インパルス応答は 'impulse' です。入力引数は、下記コマンドを実行して表示されるヘルプで確認ができます。
LTIVIEW コマンド以外にも、BODE コマンドでボード線図が描画可能です。
下図が、BODEコマンドで描画した結果です。