モデルワークスペース上へのアクセスは、まず下記コマンドを使って、Simulink.ModelWorkspaceオブジェクト変数(model_ws) を取得します。
model_ws = get_param('モデル名','ModelWorkspace')
Simulink.ModelWorkspace オブジェクトを取得した後、evalinメソッドやassigninメソッドを使って、モデルワークスペース上にアクセスします。
assigninメソッドを使用する場合は、主に、変数1つをモデルワークスペース上に割り当てる場合に使います。
例) ベースワークスペース上に定義される変数d をモデルワークスペース上に変数dとして、定義する場合
assignin(model_ws,'d',d)
evalinメソッドを使用する場合は、主に、MAT-ファイルから直接的に変数をロードする場合や、MATLABスクリプトファイルから一括して変数を定義する場合に使います。
例) MAT-ファイル(aaa.mat)を直接、モデルワークスペース上に展開する場合
evalin(model_ws,'load aaa.mat')
例) 変数を一括定義するためのMATLABスクリプトファイル(bbb.m)を直接、モデルワークスペース上で実行する場合
evalin(model_ws,'bbb')