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ned2lla

ローカルの北-東-下座標を測地座標に変換

R2020b 以降

    説明

    lla = ned2lla(xyzNED,lla0,method) は、ローカルの北-東-下 (NED) 直交座標 xyzNED を測地座標 lla に変換します。ローカル NED 系の原点を測地座標 lla0 として指定します。

    メモ

    • 測地座標系の緯度と経度の値では、世界測地系 1984 (WGS84) 標準を使用しています。

    • 高さとして WGS84 準拠楕円体を基準とした高度 (メートル) を指定します。

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    スイスのツェルマットにおけるローカル原点の測地座標を指定します。

    lla0 = [46.017 7.750 1673]; % [lat0 lon0 alt0]

    対象地点の NED 座標をメートル単位で指定します。この場合、対象地点はマッターホルンです。

    xyzNED = [-4556.3 -7134.8 -2852.4]; % [xNorth yEast zDown]

    平面地球近似を使用して、ローカル NED 座標を測地座標に変換します。

    lla = ned2lla(xyzNED,lla0,'flat')
    lla = 1×3
    103 ×
    
        0.0460    0.0077    4.5254
    
    

    入力引数

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    ローカル NED 直交座標。3 要素の行ベクトルまたは n 行 3 列の行列として指定します。n は変換する点の数です。各点は [xNorth yEast zDown] の形式で指定します。xNorthyEast、および zDown はそれぞれ、ローカル NED 系の点の x 座標、y 座標、および z 座標 (メートル単位) です。

    例: [-4556.3 -7134.8 -2852.4]

    データ型: double

    測地座標でのローカル NED 系の原点。3 要素の行ベクトルまたは n 行 3 列の行列として指定します。n は原点の数です。各点は [lat0 lon0 alt0] の形式で指定します。lat0lon0 はそれぞれ緯度と経度を度単位で指定します。alt0 は高度をメートル単位で指定します。

    例: [46.017 7.750 1673]

    データ型: double

    変換メソッド。'flat' または 'ellipsoid' として指定します。この引数は、関数で地球が平面と楕円体のどちらと想定されるかを指定します。

    平面地球変換メソッドには次の制限があります。

    • 飛行経路角とバンク角はゼロと想定されます。

    • 平面地球の z 軸は、初期測地緯度および経度でのみ地球に対して垂直であると想定されます。このメソッドでは、初期測地緯度および経度からの距離が近く、赤道に近いほど精度が高くなります。このメソッドでは、緯度の変化が小さいほどより高い精度で経度が計算されます。

    • 緯度の値が +90 度および -90 度の場合、極の特異性が原因で予期しない値が返される可能性があります。

    データ型: char | string

    出力引数

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    測地座標。3 要素の行ベクトルまたは n 行 3 列の行列として返されます。n は変換された点の数です。各点は [lat lon alt] の形式です。latlon はそれぞれ緯度と経度を度単位で指定します。alt は高度をメートル単位で指定します。

    データ型: double

    拡張機能

    C/C++ コード生成
    MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

    バージョン履歴

    R2020b で導入

    参考

    関数