このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。
nlinfit
非線形回帰
構文
説明
は、1 つまたは複数の名前と値の引数ペアで指定された追加オプションを使用します。たとえば、観測の重みまたは非定数の誤差モデルを指定できます。前の構文の入力引数のいずれかを使用できます。beta
= nlinfit(___,Name,Value
)
例
入力引数
出力引数
詳細
ヒント
予測の誤差推定を得るには、オプションの出力引数
R
、J
、CovB
またはMSE
を、nlpredci
への入力として使用します。推定された係数
beta
の誤差推定を得るには、オプションの出力引数R
、J
、CovB
またはMSE
を、nlparci
への入力として使用します。ロバストな近似オプション
RobustWgtFun
を使用する場合、CovB
を使用しなければなりません。また、信頼区間でロバスト近似が正しく考慮されるように、nlpredci
またはnlparci
への入力としてMSE
を使用しなければならない場合もあります。
アルゴリズム
nlinfit
は、Y
またはmodelfun(beta0,X)
のNaN
値を欠損データとして処理し、それに対応する観測値を無視します。非ロバストな推定の場合、
nlinfit
はレーベンバーグ・マルカート非線形最小二乗アルゴリズム ([1]) を使用します。ロバストな推定の場合、
nlinfit
は反復的に再重み付けした最小二乗 ([2]、[3]) のアルゴリズムを使用します。このアルゴリズムでは、各反復において直前の反復からそれぞれの観測値の残差に基づき、ロバストな重みが再計算されます。これらの重みは、外れ値の重みを小さくして、近似への影響を減少させる役割を果たします。繰り返しは重みが収束するまで継続されます。観測の重みに関数ハンドルを指定する場合、実際の重みは近似されたモデルに依存します。その場合、
nlinfit
は反復一般化最小二乗アルゴリズムを使用して非線形回帰モデルを当てはめます。
参照
[1] Seber, G. A. F., and C. J. Wild. Nonlinear Regression. Hoboken, NJ: Wiley-Interscience, 2003.
[2] DuMouchel, W. H., and F. L. O'Brien. “Integrating a Robust Option into a Multiple Regression Computing Environment.” Computer Science and Statistics: Proceedings of the 21st Symposium on the Interface. Alexandria, VA: American Statistical Association, 1989.
[3] Holland, P. W., and R. E. Welsch. “Robust Regression Using Iteratively Reweighted Least-Squares.” Communications in Statistics: Theory and Methods, A6, 1977, pp. 813–827.
バージョン履歴
R2006a より前に導入