strncmpi

Stateflow チャートでの string の先頭 N 文字の比較 (大文字小文字を区別しない)

R2021b 以降

構文

tf = strncmpi(str1,str2,n)

tf = strncmpi(str1,str2,n) は、大文字小文字の違いを無視して str1 と str2 の先頭 n 文字を比較します。演算子は、string が同一の場合は 1 (true) を返し、それ以外の場合は 0 (false) を返します。

メモ

演算子 strncmpi は、C をアクション言語として使用する Stateflow^® チャートではサポートされません。

大文字小文字を区別しない場合、各 string の先頭 13 文字が一致するため、x は 1 (true) に設定されます。各 string の先頭 14 文字が一致しないため、y は 0 (false) に設定されます。

str1 = "Hello, world!";
str2 = "hello, World!!!!!!!!!!!!";
x = strncmpi(str1,str2,13);
y = strncmpi(str1,str2,14);

Stateflow chart that uses the srtncmpi operator in a state.

入力 string。string スカラーとして指定します。リテラル文字列は二重引用符で囲みます。

例: "Hello"

チェック対象となる各 string の先頭からの文字数。正の整数として指定します。

この演算子は Stateflow の構造体フィールドまたはメッセージの使用をサポートしません。Stateflow での構造体の詳細については、バス信号へのアクセスを参照してください。

R2021b で導入