Set-Reset Flip-Flop

セットリセット フリップフロップまたは双安定マルチバイブレーター

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ライブラリ:
Simscape / Electrical / Control / General Control

説明

Set-Reset Flip-Flop ブロックは、セットリセット フリップフロップまたは双安定マルチバイブレーターを実装します。

このブロックは、外部トリガーが適用されない限り、出力信号 Q および !Q を維持します。外部トリガー (Set) によって状態の変化が発生し、これは 2 番目の外部トリガー (Reset) が適用されるまで維持されます。

次の表に、ブロックの入力信号と出力信号の関係を示します。

Set	Reset	Q	!Q
0	0	最後の Q	最後の !Q
0	1	0	1
1	0	1	0
1	1	未定義	未定義

状態が未定義の場合、優先順位は外部パラメーターとして指定されます。

端子

入力

Set — セット入力信号

0 | 1

状態変化をトリガーする入力信号。

データ型: Boolean

Reset — リセット入力信号

0 | 1

状態変化をリセットする入力信号。

データ型: Boolean

出力

Q — 出力信号

0 | 1

入力 "信号" と同じ次元およびデータ型をもつ出力信号 "Q"。

データ型: Boolean

!Q — 補完出力信号

0 | 1

入力 "信号" と同じ次元およびデータ型をもつ出力信号 "!Q"。

データ型: Boolean

パラメーター

未定義の状態での優先順位 — 状態の優先順位

セット (既定値) | リセット

未定義の状態、つまり Set と Reset の両方が true の場合の優先順位。

Q 状態の初期条件 — 出力 Q の初期値

0 (既定値) | 1

Q 状態の初期条件。

サンプル時間 (継承は -1) — ブロックのサンプル時間

-1 (既定値) | 0 | 正のスカラー

連続するブロック実行間の時間間隔。実行時に、ブロックは出力を生成し、必要に応じて内部状態を更新します。詳細については、サンプル時間とはとサンプル時間の指定を参照してください。

継承される離散時間演算の場合は、このパラメーターを -1 に設定します。離散時間演算の場合は、このパラメーターを正の整数に設定します。連続時間演算の場合は、このパラメーターを 0 に設定します。

このブロックがマスク サブシステム内、または連続演算と離散演算の切り替えをサポートするバリアント サブシステム内にある場合は、このパラメーターをプロモートして、ブロックの実装が連続と離散の間で確実に正しく切り替わるようにします。詳細については、マスクにおけるブロック パラメーターのプロモートを参照してください。

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2018b で導入