sltest.harness.check

ハーネス モデルとメイン モデルの間でテスト対象のコンポーネントを比較

ページ内をすべて折りたたむ

構文

[CheckResult,CheckDetails] = sltest.harness.check(harnessOwner,harnessName)

説明

[CheckResult,CheckDetails] = sltest.harness.check(harnessOwner,harnessName) は、ハーネス モデル harnessName でテスト対象のコンポーネントのチェックサムを計算してメイン モデルのコンポーネント harnessOwner のチェックサムと比較し、比較の全体の CheckResult と追加の CheckDetails を返します。sltest.harness.check はサブシステム モデルのテスト ハーネスには使用できません。

例

すべて折りたたむ

ライブ スクリプトを開く

この例では、メイン モデルとテスト ハーネスの間でテスト対象のコンポーネントを比較する方法を示します。テスト対象のコンポーネントを比較すると、CUT に同期されていない変更があるかどうかを特定するのに役立つことがあります。

f14 モデルの Controller サブシステムをテスト ハーネスの Controller サブシステムに対してチェックします。

1.モデルを読み込みます。

f14

2.Controller のテスト ハーネスを作成します。

sltest.harness.create('f14/Controller','Name','ControllerHarness');

3.比較を実行します。

[CheckResult,CheckDetails] = sltest.harness.check('f14/Controller',...
    'ControllerHarness');

4.全体の結果を表示します。

CheckResult
CheckResult = logical
   1

5.比較の詳細を表示します。

CheckDetails
CheckDetails = struct with fields:
     overall: 1
    contents: 1
      reason: 'The checksum of the harnessed component and the component in the main model are same.'


clear('CheckResult','CheckDetails');
close_system('f14',0);

入力引数

すべて折りたたむ

モデルまたはコンポーネントのハンドルまたはパス。文字ベクトルまたは double として指定します。

例: 1.9500e+03

例: 'model_name'

例: 'model_name/Subsystem'

ハーネスの名前。文字ベクトルとして指定します。

例: 'harness_name'

出力引数

すべて折りたたむ

ハーネス モデルとシステム モデルの間でのコンポーネントの比較結果。true または false として返されます。

ブロック線図のハーネスの場合、関数は CheckResult = true を返します。

バーチャル サブシステムのハーネスの場合、関数は CheckResult = false を返します。

チェック演算の詳細。構造体として返されます。構造体のフィールドには、コンポーネント全体の比較結果、コンポーネントの内容、コンポーネント インターフェイス、および比較結果の理由が格納されます。sltest.harness.check が false を返す場合は、テスト ハーネスをリビルドして sltest.harness.check を再試行します。

バージョン履歴

R2015a で導入

参考

| | | | | | | | |