このページの翻訳は最新ではありません。ここをクリックして、英語の最新版を参照してください。
slreq.dngConfigure
説明
slreq.dngConfigure
は、MATLAB® セッションと IBM® DOORS® Next サーバー間の接続を確立します。この関数では、IBM DOORS Next サーバーの URL、ポート番号情報、ログイン資格情報の入力と、プロジェクト構成の選択を求められます。
例
ヒント
関数がエラーを返し、ダイアログ ボックスが開かない場合、MATLAB コマンド プロンプトで次のように入力します。
connector.securePort
connector.securePort
が31515
以外の値を返す場合は、MATLAB の開いているインスタンスをすべて閉じ、1 つのインスタンスを開きます。DOORS プロジェクトを選択して [OK] をクリックすると、MATLAB はブラウザーで DOORS Next への接続をテストします。接続に成功すると、確認メッセージとともに [MATLAB コネクタ テスト] ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログが表示されない場合は、MATLAB が対応する HTTP ポートで実行されていることを確認します。MATLAB コマンド ラインで以下のように入力します。
出力がconnector.securePort
31515
でない場合、MATLAB の開いているインスタンスをすべて閉じ、1 つのインスタンスを開きます。それでもダイアログ ボックスが表示されない場合は、ブラウザーにセキュリティの問題がないか確認します。接続が保護されていない、またはプライベートでないことがブラウザーに示され、ユーザーが接続を信頼している場合は、[Advanced] 、 [Proceed to localhost (unsafe)] をクリックして接続を完成させます。IBM DOORS Next 内の要件への直接リンクを作成する予定の場合は、テスト接続のブラウザー ウィンドウを開いたままにします。Web ブラウザーのこのインスタンスは、MATLAB と通信するために認証されているからです。Web ブラウザーのこの認証インスタンスを使用して IBM DOORS Next プロジェクト内の要件を選択し、直接リンクを作成します。テスト接続のブラウザー ウィンドウを再度開くには、アドレス
https://localhost:31515/matlab/oslc/inboundTest
をコピーしてブラウザーのアドレス バーに貼り付けます。既定の認証プロセスでサポートされていない高度な認証が必要なネットワークの場合、
slreq.dngConfigure
を使用する前に、名前と値の引数'LoginProvider'
を指定してrmipref
を使用することでカスタムの認証コールバック関数を登録できます。メモ
カスタムの認証コールバック関数を使用してセッションを構成する場合、IBM DOORS Next 内の要件に対して直接のリンクのみ作成できます。詳細については、DOORS Next の要件の直接リンクを参照してください。IBMDOORS Next からの要件のインポートで説明するように、要件はインポートできません。
バージョン履歴
R2020a で導入