このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
グローバルな Simulink 関数を使用したエクスポート関数モデルの解析
この例では、AUTOSAR サーバー ランナブルとして使用されるグローバルな Simulink 関数で構成されるエクスポート関数モデル sldvexGlobalSimFcn
の解析方法を説明します。
1.sldvexGlobalSimFcn
モデルを開きます。
open_system('sldvexGlobalSimFcn');
2.テスト生成解析を実行するには、[Design Verifier] タブで [テストの生成] をクリックします。
[Simulink Design Verifier の結果の概要] ウィンドウには、スケジューラ モデル sldvexGlobalSimFcn_sldvScheduler.slx
が作成されたことが示されます。スケジューラ モデルはsldvextract
を使用して生成することもできます。
このスケジューラ モデルは、MATLAB Function ブロック _SldvExportFcnScheduler
と、周期的に関数呼び出しを行う Function-Call Subsystem で構成されています。この MATLAB Function ブロックは、Simulink 関数の入力引数を表す入力端子によって駆動されます。FcnTriggerPort
と呼ばれる追加の Inport ブロックの値は、タイム ステップ内で特定の関数を呼び出すかどうかを示します。
3.テスト生成解析後、[Simulink Design Verifier の結果の概要] ウィンドウには 5/5
のオブジェクティブが達成されたという結果が示されます。