グローバルな Simulink 関数を使用したエクスポート関数モデルの解析
この例では、AUTOSAR サーバー ランナブルとして使用されるグローバルな Simulink® 関数で構成されるエクスポート関数モデル sldvexGlobalSimFcn
の解析方法を説明します。
例のフォルダーを検索パスに追加します。
addpath(fullfile(docroot,'toolbox','sldv','examples'));
sldvexGlobalSimFcn
モデルを開きます。open_system('sldvexGlobalSimFcn');
テスト生成解析を実行するには、[Design Verifier] タブで [テスト生成] をクリックします。
Simulink Design Verifier™ の [検証結果の概要] ウィンドウには、スケジューラ モデル
sldvexGlobalSimFcn_sldvScheduler.slx
が作成されたことが示されます。スケジューラ モデルはsldvextract
を使用して生成することもできます。このスケジューラ モデルは、MATLAB function ブロック
_SldvExportFcnScheduler
と、周期的に関数呼び出しを行う Function-Call Subsystem で構成されています。この MATLAB function ブロックは、Simulink 関数の入力引数を表す入力端子によって駆動されます。FcnTriggerPort
と呼ばれる追加の Inport ブロックの値は、タイム ステップ内で特定の関数を呼び出すかどうかを示します。テスト生成解析後、Simulink Design Verifier の [検証結果の概要] ウィンドウには
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のオブジェクティブがSatisfied
という結果が示されます。