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Extender

入力が true となる期間の延長

  • Extender block

ライブラリ:
Simulink Design Verifier / Temporal Operators

説明

Extender ブロックは、入力信号が true となる期間を、固定ステップ数だけ (有限拡張モード)、あるいは無限に延長します。

信号の "true 期間" は、信号が true となる連続したタイム ステップです。

入力信号の期間の延長

この例では、以下の操作を実行します。

  • モデルのサンプル時間を 1 秒に設定します。

  • Extender ブロックの場合:

    • [延長期間] パラメーターを [有限] に設定します。

    • [延長のタイム ステップ] パラメーターを [2] に設定します。

延長期間中に入力信号が true になると、出力は true のままとなり、最後の入力 true 期間が完了した後も延長されます。この動作は次の Scope で確認できます。

端子

入力

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Extender ブロックの入力は boolean 型です。

データ型: Boolean

出力

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Extender ブロックの出力は boolean 型です。

データ型: Boolean

パラメーター

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外部 Boolean リセット信号がブロック延長をリセットできるかどうかを指定します。リセット信号は、無限延長もリセットします。外部リセットを使った無限延長では、外部リセット信号が true になるまで無限に延長されます。

[有限] (既定の設定) を選択して、延長する固定タイム ステップ数を指定します。[無限] を選択して、無限に延長することを指定します。

延長が有限の場合、true 期間を延長するタイム ステップ数を指定します (最小値は 1)。

バージョン履歴

R2011a で導入