既存の .slslicex
またはデッド ロジック結果を使用した強調表示されたモデルの調整
シミュレーションの実行またはデッド ロジックの調整を行うと、モデル スライサーにより、シミュレーション結果が既定の場所である <current_folder>\modelslicer\<model_name>\<model_name>.slslicex
に保存されます。大規模または複雑なモデルでは、シミュレーション時間が長くなる場合があります。強調表示されたスライスを調整するために、モデル スライサーでの既存のシミュレーション データまたはデッド ロジック結果を使用できます。
後で再びモデル内の機能の依存関係を強調表示する場合、モデルのシミュレーションを再実行することなく、.slslicex
の既存のシミュレーション時間枠データを使用できます。この場合、モデル スライサーは既存のシミュレーション データを使用してモデルを強調表示します。
Simulink® モデルを開きます。
モデル スライサーを開くには、[モデルの検証、妥当性確認、テスト] ギャラリーの下の [アプリ] タブで、[モデル スライサー] をクリックします。
[シミュレーション時間枠] を選択します。
[既存のシミュレーション データを使用] をクリックします。
既存の
.slslicex
データに移動して [開く] をクリックします。
依存関係の分析用にデッド ロジックを調整するには、Simulink Design Verifier™ の既存のデータ ファイルをインポートするか、既存の .slslicex
のデッド ロジック結果を使用することができます。詳細については、デッド ロジックの検出 (Simulink Design Verifier)およびSimulink Design Verifier データ ファイルの管理 (Simulink Design Verifier)を参照してください。
モデル スライサーで、[デッド ロジックの調整] を選択して [デッド ロジック データの取得] をクリックします。
Simulink Design Verifier のデータ ファイルをインポートするには、[SLDV データ ファイルの参照] をクリックします。
既存のデッド ロジックの結果を読み込むには、[既存のデッド ロジックの結果の参照] をクリックします。
既存のデータに移動して [開く] をクリックします。