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モデルの強調表示およびスライス モデルの構成

モデル スライサー

モデル スライサー構成ウィンドウを使用して、モデルの強調表示およびスタンドアロンのスライス モデルのプロパティを設定します。

モデルの編集モードとモデルの強調表示モードを切り替えるには、モードの切り替えボタン をクリックします。

スライス化の設定で自動強調表示が無効の場合は、リフレッシュ ボタン を使用してモデルの強調表示をリフレッシュします。スライス化の構成を変更した後、強調表示をリフレッシュします。

モデル スライサーのオプション

[オプション] ダイアログ ボックスを使用して、スライス化の動作をカスタマイズできます。これには [オプション] ボタン でアクセスします。

ストレージ オプション

モデルのスライス化の構成に加えた変更は自動保存されます。スライス化の構成はモデルの SLX ファイルまたは外部の SLMS ファイルに保存できます。SLX ファイルが変更管理システムで制限されている場合、構成を外部に保存すると便利です。

ストレージの場所を設定するには、モデル スライサーで [オプション] ボタンをクリックし、[ストレージ オプション] ペインで場所を設定します。

設定

<model_name>.slx に保存

モデルの SLX ファイルにモデルのスライス化の構成を保存します。

外部ファイルに保存

[名前を付けて保存] ボタンをクリックして別個の SLMS ファイルとして指定し、モデルのスライス構成を保存します。モデルのスライス化の構成のファイル名は [ファイル] に表示されます。

強調表示の自動更新

スライス化の構成を変更した後のモデル強調表示の自動リフレッシュを有効にします。

設定

オン (既定の設定)

モデルの強調表示は自動でリフレッシュされます。

オフ

モデルの強調表示は手動でリフレッシュしなければなりません。強調表示をリフレッシュするには、モデル スライサーでリフレッシュ ボタンをクリックします。

スライス モデルのオプション

強調表示されたモデルからスライス モデルを作成するとき、[スライス モデル オプション] ペインのオプションを使用して、どの項目を保持するかを制御できます。

オプションオン (選択)オフ (クリア)

信号オブザーバーを保持

Scope ブロック、Display ブロックおよび Test Condition ブロックなど、信号オブザーバーはスライス モデルに保持されます。

信号オブザーバーはスライス モデルに保持されません (既定)。

ルートレベルの入出力端子を保持

ルートレベルの端子はスライス モデルに保持されます (既定)。

ルートレベルの端子はスライス モデルに保持されません。

自明なサブシステムを展開

自明なサブシステムはスライス モデル内で展開され、サブシステムの境界は除去されます (既定)。

自明なサブシステムはスライス モデル内で展開されず、サブシステムの境界は保持されます。自明なサブシステムを参照してください。

自明なサブシステム

サブシステムに以下のすべての特性がある場合、モデル スライサーはそのサブシステムを自明とみなします。

  • サブシステムがバーチャルである場合、3 つ以下の非バーチャルのブロックが含まれる。

  • サブシステムがアトミックである場合、1 つ以下の非バーチャルのブロックが含まれる。

  • サブシステムに 2 つ以下の入力端子がある。

  • サブシステムに 2 つ以下の出力端子がある。

  • サブシステムのアクティブな入力端子ブロックまたは出力端子ブロックが既定のブロック パラメーターをもっている。

  • システムに Goto Tag Visibility ブロックが含まれない。

  • [ブロック プロパティ] ダイアログ ボックスで、サブシステムの [優先順位] が空である。

  • データ型オーバーライド パラメーター (該当する場合) がローカル設定を使用するよう設定されている。

  • サブシステムに Simulink Functions が含まれない。

メモ

特定のサブシステムのコンテンツを削除しないでスライス モデルを生成する場合、スライス モデル内でサブシステムはそのまま保持されます。

インライン コンテンツ オプション

強調表示されたモデルからスライス モデルを作成するとき、モデル項目をスライス モデルの中にインライン化することができます。[インライン コンテンツ オプション] ペインは、スライス モデルの生成で、どのモデル コンポーネントをインライン化するかを制御します。

モデル コンポーネントインライン化オン (選択)インライン化オフ (クリア)

ライブラリ

スライス化されたライブラリ内のモデル項目はスライス モデルにインライン化され、ライブラリ リンクは削除されます (既定)。

スライス化されたライブラリ内のモデル項目はスライス モデルにインライン化されず、ライブラリ リンクはそのまま保持されます。

マスク サブシステム

スライス化されたマスク サブシステム内のモデル項目はスライス モデルにインライン化されます (既定)。

マスクはスライス モデル内で保持されます。

スライス化されたマスク サブシステム内のモデル項目はスライス モデルにインライン化されず、マスクは保持されます。

Model ブロック

モデル項目は Model ブロックによって参照されるモデルから、スライス モデルにインライン化されます。Model ブロックは削除されます (既定)。

メモ

モデル スライサーは Normal モードでない Model ブロックをインライン化できません。

モデル項目は Model ブロックによって参照されるモデルから、スライス モデルにインライン化されません。Model ブロックは保持されます。

バリアント

モデル項目はアクティブなバリアントから、スライス モデル内にインライン化されます。バリアントは削除されます (既定)。

モデル項目はバリアントから、スライス モデルにインライン化されません。バリアントは保持されます。

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