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addRow

モデル アドバイザー解析結果で行をテーブルに追加

    説明

    addRow(ftObj,rowEntries) は、書式設定テンプレート オブジェクト ftObj で指定されたテーブルの最後に rowEntries の内容を含む行を追加します。データをテーブルに追加しない場合、モデル アドバイザーはテーブルを結果に表示しません。

    メモ

    行をテーブルに追加する前に、setColTitles メソッドを使用して、列タイトルを指定する必要があります。

    関数 addRow は、Simulink® Check™ を使用してモデル アドバイザー解析結果でテーブルを書式設定するためのものです。詳細については、Simulink Checkを参照してください。

    MATLAB® でテーブルを使用する方法の詳細については、table の作成とその table へのデータの代入を参照してください。

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    type 'TableTemplate' のモデル アドバイザー書式設定テンプレート オブジェクト ft を作成し、テーブルに行を追加します。

    ModelAdvisor.FormatTemplate を使用して、type 'TableTemplate' のモデル アドバイザー書式設定テンプレート ft を作成します。

    ft = ModelAdvisor.FormatTemplate('TableTemplate');

    テーブル タイトルを指定します。

    setTableTitle(ft,{'Blocks in Model'});

    行をテーブルに追加する前に、列タイトルを指定する必要があります。

    setColTitles(ft,{'Index','Block Name'});

    以下を入力してモデル vdp を開きます。

    openExample('vdp')

    現在のシステム vdp でブロックを見つけ、それらをテーブルに追加します。

    allBlocks = find_system('vdp');
    for inx = 2:length(allBlocks)
        addRow(ft,{inx-1,allBlocks(inx)});
    end

    sl_customization ファイル内のチェック コールバック関数で addRow を使用してモデル アドバイザー解析結果を書式設定します。

    function result = SampleStyleOneCallback(system)
    ft = ModelAdvisor.FormatTemplate('TableTemplate');
    setTableTitle(ft,{'Blocks in Model'});
    setColTitles(ft,{'Index','Block Name'});
    allBlocks = find_system('vdp');
    for inx = 2:length(allBlocks)
        addRow(ft,{inx-1,allBlocks(inx)});
    end
    result = ft;
    end

    チェック結果を書式設定する方法の詳細については、カスタム モデル アドバイザー チェックの定義を参照してください。

    入力引数

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    ModelAdvisor.FormatTemplate オブジェクト。テンプレート オブジェクトへのハンドルとして指定します。

    テーブルの行のエントリ。文字ベクトルの cell 配列またはオブジェクトの cell 配列として指定します。cell 配列内の項目の順番によって、項目を含む列が決まります。

    例: {'Item 1', 'Item 2'}