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ゼロクロッシング イベント

この例では硬い表面で跳ね返るボールをシミュレーションします。

このモデルでソルバー プロファイラーを実行すると、モデルは 2898 ステップでシミュレーションし、67 ゼロクロッシング イベントをトリガーします。ステップ サイズのプロットでゼロクロッシング イベントを強調表示するには、[ゼロクロッシング] タブをクリックし、イベントを発生させているブロックを選択します。

この結果は、ボールが硬い表面に落下すると、67 回跳ね返ってから停止することを示しています。ソルバーは跳ね返るたびにリセットするので計算負荷が増加します。計算負荷は増加しますが、リセットを何度も行うことにより精度が向上します。したがって、モデル化の際にこのトレードオフについて知っておくことが重要です。

このモデル構造が大規模なモデルに属していた場合、ソルバー プロファイラーを使用すると見つけやすくなります。その後でモデルを変更し、ソルバーのパフォーマンスを改善できます。たとえば、減衰係数を増やすことで、跳ね返りイベントの数を減らし、動的接触の精度を低下させることができます。減衰値を 100 から 500 に増やすと、ボールの跳ね返りは 13 回のみになり、シミュレーションが 669 ステップのみで完了できるようになります。