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MATLAB System ブロックの実装

ブロックを実装して System object™ をそのブロックに割り当てます。その後、ブロックを調べて効果を確認できます。

  1. 新しいモデルを作成し、User-Defined Functions ライブラリから MATLAB System ブロックを追加します。

  2. テンプレートから新しい System object を作成する場合は、ブロックのダイアログ ボックスで、[新規] リストから、[標準][詳細設定] または [Simulink 拡張] を選択します。必要に応じてテンプレートを変更し、System object を保存します。

  3. [System object 名] に System object の絶対パス名を入力します。リスト矢印をクリックします。現在のフォルダーに有効な System object があれば、それらの名前がリストに表示されます。

    MATLAB System ブロックのアイコンと端子ラベルが、対応する System object のアイコンと端子ラベルに更新されます。たとえば、現在のフォルダーで lmsSysObj という名前の System object を選択したとします。ブロックは次の図に示すように更新されます。

メモ

ブロックを System object クラス名と関連付けた後、MATLAB System ブロックの同じダイアログ ボックスを使用して新しい System object を割り当てることはできません。代わりに MATLAB System ブロックを右クリックして [ブロック パラメーター (MATLABSystem)] を選択し、[System object 名] に新しいクラス名を入力してください。

MATLAB System ブロックについて

  1. ブロックをダブルクリックします。MATLAB System ブロックのダイアログ ボックスに、System object パラメーターが反映されます。通常、このダイアログ ボックスには、System object クラス ファイルへと導く [ソース コード] リンクがあります。次に例を示します。

    [ソース コード] リンクは、System object で MATLAB® 言語を使用する場合に表示されます。以下の場合には表示されません。

    • System object を P コードに変換した場合

    • getHeaderImpl メソッドで既定の動作をオーバーライドした場合。

  2. [ソース コード] をクリックし、System object のパブリック プロパティとアクティブ プロパティが MATLAB System ブロックのダイアログ ボックスにブロック パラメーターとして表示されることを確認します。

  3. [シミュレーション実行方法] パラメーターで、モデルでのブロックのシミュレーション方法を選択します (このパラメーターは、タブが 1 つしかない場合には各 MATLAB System ブロックの下部に表示され、タブが複数ある場合には最初のタブの下部に表示されます)。

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