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状態エクスプローラー

モデル内の状態を可視化

説明

状態エクスプローラーを使用して、モデルの個々の状態ダイナミクスを表示します。

状態エクスプローラー を開く

  • ソルバー プロファイラーを使用してモデルをプロファイリングします。[連続状態] パラメーターが有効になっていることを確認します。

  • ソルバー プロファイラー ツールストリップの [探索] セクションで [状態] を選択します。

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この例では、状態エクスプローラー を使用してニュートンの例外を調べる方法を示します。

まず、モデル BouncingBallWithSwitch を開いて [デバッグ] をクリックし、[パフォーマンス アドバイザー] のドロップダウン メニューを開いて [ソルバー プロファイラー] を選択します。

ツールストリップの [構成] セクションで連続状態パラメーターを有効にし、ソルバー プロファイラーを実行します。

プロファイリングが完了したら、状態エクスプローラーを開きます。状態エクスプローラーのツールストリップの [フィルター] セクションで [ニュートン/DAE の例外] を選択します。

The State Explorer shows plots of Newton/DAE Exceptions in the profiling simulation for a model named ex_spi_show_zc.

シミュレーションの途中で、ニュートンの例外の密度が増加します。状態プロットの 5 秒と 6 秒のマークの間にズームインします。

The plots of the Newton/DAE exceptions in State Explorer are zoomed to show the data between 5 and 6 seconds.

詳しく調べると、1 回の跳ね返りでニュートン反復が正から負に 2 回切り替わり、それらが 2 つのゼロクロッシング イベントに対応していることがわかります。詳細については、ゼロクロッシングの対話的確認を参照してください。モデルでシミュレートしている跳ねるボールは、5.48 秒前後に '静止' します。したがって、孤立した 1 つのニュートン反復の例外が生じます。

バージョン履歴

R2016a で導入