sldiagviewer.reportWarning

診断ビューアーで警告メッセージをレポート

構文

sldiagviewer.reportWarning(Message)

output = sldiagviewer.reportWarning(Message)

output = sldiagviewer.reportWarning(__,Component=ComponentNameValue)

説明

sldiagviewer.reportWarning(Message) は、診断ビューアーで診断メッセージを警告としてレポートします。

output = sldiagviewer.reportWarning(Message) は、診断ビューアーで診断メッセージが正常にレポートされた場合、logical 1 (true) を返します。それ以外の場合、エラー メッセージがコマンド ウィンドウに表示され、値は返されません。

output = sldiagviewer.reportWarning(__,Component=ComponentNameValue) は、診断メッセージを生成するコンポーネントまたは製品の名前を指定します。

例

警告メッセージのレポート

sldiagviewer.reportWarning を使用して、診断ビューアーで警告メッセージを表示します。

モデル DiagnosticDemo を読み込みます。

model = "DiagnosticDemo";
load_system(model);

診断メッセージを表示する段階を作成します。

myStage = sldiagviewer.createStage("Analysis",ModelName=model);

try ブロック内にエラーを導入し、結果として発生したエラーを catch ブロックでキャッチします。

try 
 i = p; 
catch error 
end 

診断ビューアーで警告メッセージをレポートします。

output = sldiagviewer.reportWarning(error)

診断ウィンドウで段階 Analysis に警告メッセージが黄色で表示されます。

入力引数

Message — 警告の説明

string | MSLException オブジェクト | MException オブジェクト

診断ビューアーに表示される警告の説明。string、MSLException オブジェクト、または MException オブジェクトとして指定します。

例: Unrecognized function or variable 'p'

ComponentNameValue — コンポーネントまたは製品の名前

string | 文字ベクトル

診断メッセージを生成するコンポーネントまたは製品の名前。文字ベクトルまたは string として指定します。

例: "Stateflow"

例: "Simulink"

データ型: string | char

バージョン履歴

R2014a で導入

参考

ツール

• 診断ビューアー

トピック

• 診断メッセージのカスタマイズ
• プログラムによる診断メッセージのレポート