Simulink.sfunction.analyzer.Options クラス

名前空間: Simulink.sfunction.analyzer
スーパークラス:

S-Function チェックを実行するオプションを指定するオブジェクトを作成

説明

Simulink.sfunction.analyzer.Options オブジェクトはコンストラクター Simulink.sfunction.analyzer.Options() を介して作成されます。Simulink.sfunction.analyzer.Options オブジェクトは S-Function チェックを実行するためのオプションをキャプチャします。これらのチェックには、Polyspace^® とパラメーターのロバスト性チェックを有効にするかどうかや、モデルの最大シミュレーション時間および結果レポートの出力パスが含まれます。

構築

opts= Simulink.sfunction.analyzer.Options() は、次のプロパティ値をもつオプション オブジェクトを返します。

       EnablePolyspace: 0
      EnableRobustness: 0
EnableUsePublishedOnly: 0
            ReportPath: pwd
       ModelSimTimeOut: 10

プロパティ

EnablePolyspace — Polyspace Code Prover™ チェック

False (既定値) | True

Polyspace Code Prover チェックを含めるかどうかを判定する Boolean 型のチェック。

メモ

これらのチェックは通常、実行するのに時間がかかります。

EnableRobustness — パラメーターのロバスト性のチェック

False (既定値) | True

ロバスト性のチェックを含めるかどうかを示す Boolean 型のチェック。

メモ

これらのチェックは通常、実行するのに時間がかかります。

ReportPath — 生成されたレポート ディレクトリ

現在の作業ディレクトリ (既定値) | 文字配列

生成されたレポート ディレクトリへのパス。

ModelSimTimeOut — モデルの最大シミュレーション時間

10 (既定値) | スカラー

モデルの最大シミュレーション時間 (秒単位)。

EnableUsePublishedOnly — ドキュメント化されている API のみが使用されているかどうかのチェック

False (既定値) | True

ドキュメンテーションにない S-Function API がコードに使用されているかどうかを示すチェック。

バージョン履歴

R2017b で導入

参考

Simulink.sfunction.Analyzer | run | generateReport | Simulink.sfunction.analyzer.BuildInfo | findSfunctions