Simulink.ProtectedModel.getPublisher

保護モデルに署名したパブリッシャーについて情報を返す

R2020a 以降

構文

[publisher,tf] = Simulink.ProtectedModel.getPublisher(protectedModel)

説明

[publisher,tf] = Simulink.ProtectedModel.getPublisher(protectedModel) は、protectedModel に署名したパブリッシャーの名前、および証明書が信頼済み認証機関によって検証されているかどうかを返します。証明書を検証するには、対応する証明書ファイルが、コンピューターの信頼済み認証機関ストアになければなりません。

例

保護モデルに署名したパブリッシャーの名前の取得

保護モデル signed_model_name のパブリッシャーの情報を取得します。

Simulink.ProtectedModel.getPublisher('signed_model_name.slxp')

関数は、保護モデルに署名したパブリッシャーの名前を返します。

保護モデルのパブリッシャーと検証ステータスの取得

保護モデル signed_model_name のパブリッシャーとステータスを検証します。

[publisher, verified] = Simulink.ProtectedModel.getPublisher('signed_model_name.slxp');

変数 publisher はモデルに署名したパブリッシャーの名前を表します。署名が信頼済み認証機関によって検証されている場合、verified には、1 の値があります。

入力引数

protectedModel — 署名済み保護モデルの名前

文字ベクトル | string スカラー

署名済み保護モデルの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'my_model.slxp'

出力引数

publisher — パブリッシャーの名前

文字ベクトル | string スカラー

保護モデルに署名したパブリッシャーの名前。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。署名が信頼済み認証機関によって検証されていない場合、publisher は空を返します。

tf — true または false の結果

1 | 0

true または false の結果。1 または 0 として返されます。保護モデルの署名が信頼済み認証機関によって検証されている場合、tf は 1 を返します。

バージョン履歴

R2020a で導入

参考

トピック

• サードパーティからの保護モデルの参照
• 保護モデルに署名する (Simulink Coder)