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Simulink.findBlocks

Simulink モデルでブロックを検索

説明

bl = Simulink.findBlocks(sys) は、モデルまたはサブシステム sys に含まれるすべてのブロックへのハンドルを返します。

bl = Simulink.findBlocks(sys,options) は、Simulink.FindOptions オブジェクトによって指定された条件に一致するブロックを検索します。

bl = Simulink.findBlocks(sys,Param1,Value1,...,ParamN,ValueN) は、ブロック パラメーターが指定された値を持つブロックを検索します。

bl = Simulink.findBlocks(sys,Param1,Value1,...,ParamN,ValueN,options) が検出するブロックは 、パラメーターに値が指定され、FindOptions オブジェクトによって指定された条件に一致します。

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モデル内のすべてのブロックのハンドルおよび名前を取得します。

例を開きます。次に、vdp モデルを読み込みます。

h=load_system('vdp')
h = 152.0007

vdp モデル内のすべてのブロックのハンドルを取得します。

b=Simulink.findBlocks(h)
b = 12×1

  154.0031
  155.0018
  305.0021
  308.0018
  312.0020
  315.0022
  326.0026
  330.0020
  334.0015
  357.0018
      ⋮

vdp モデル内のすべてのブロックの名前を取得します。

names=getfullname(b)
names = 12x1 cell
    {'vdp/Callback Button'}
    {'vdp/Constant'       }
    {'vdp/Mu'             }
    {'vdp/Product'        }
    {'vdp/Scope'          }
    {'vdp/Square'         }
    {'vdp/Sum'            }
    {'vdp/Sum1'           }
    {'vdp/x1'             }
    {'vdp/x2'             }
    {'vdp/Out1'           }
    {'vdp/Out2'           }

名前によるブロックの検索

例を開きます。次に、vdp モデルを読み込みます。

open_system('vdp')

x1 という名前のブロックのハンドルを取得します。

Simulink.findBlocks('vdp','Name','x1')
ans = 361.0037

特定のタイプのブロックの検索

vdp モデル内のすべての Sum ブロックのハンドルを取得します。

Simulink.findBlocks('vdp','BlockType','Sum')
ans = 2×1

  333.0045
  357.0040

特定のパラメーター値をもつブロックの検索

vdp モデル内で、Saturate On Integer Overflow パラメーターの値が 'on' になっているすべてのブロックのハンドルを取得します。

Simulink.findBlocks('vdp','SaturateOnIntegerOverflow','on')
ans = 4×1

  315.0037
  330.0043
  333.0045
  357.0040

関数は、 vdp モデル内の 2 つの Sum ブロック (Product ブロックと Square ブロック) のハンドルを返します。

特定のパラメーター値をもつ特定のタイプのブロックの検索

vdp モデル内で、List of Signs パラメーター値が '+-' になっているすべての Sum ブロックのハンドルを取得します。

Simulink.findBlocks('vdp','ListofSigns','+-','BlockType','Sum')
ans = 357.0040

関数は、Sum1 という名前の Sum ブロックのハンドルを返します。

入力引数

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ブロックの検索対象のモデルまたはサブシステム。文字ベクトルまたは string 配列として指定します。

例: 'vdp' "f14/Aircraft Dynamics Model"

検索条件。Simulink.FindOptions オブジェクトとして指定します。

出力引数

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検索結果。ハンドルの配列として返されます。

バージョン履歴

R2018a で導入