Main Content

このページは前リリースの情報です。該当の英語のページはこのリリースで削除されています。

入力幅が異なる Merge ブロックの例

この例では、幅が異なる入力端子をもつ Merge ブロックの使用方法を示します。[Allow unequal port widths] を選択した場合、ブロックは要素数の異なるスカラーとベクトル入力を受け入れます。出力信号の先頭に対する各入力信号のオフセットを指定できます。出力信号の幅は次のようになります。

$max(w1+o1, w2+o2, ... wn+on)$

ここで、$wn$ は入力信号の幅、$on$ はオフセットです。

Merge ブロックには次の出力幅があります。

$max(2+0,2+1)=3$

この例では、$v1$ のオフセットは 0$v2$ のオフセットは 1 です。Merge ブロックは、$v1$ の要素を $v3$ の最初の 2 つの要素にマップし、$v2$ の要素を $v3$ の最後の 2 つの要素にマップします。Scope の出力で示されているように $v3$ の 2 つ目の要素のみが実際にマージされます。

簡易初期化モードを使用している場合、[Allow unequal port widths] をオフにしなければなりません。すべての信号に対する入力端子のオフセットは、0 でなければなりません。