propagatedInputSize
Simulink の伝播時の入力のサイズ
構文
size = propagatedInputSize(obj,index)
説明
は指定した System object™ の入力サイズをベクトルとして返します。size = propagatedInputSize(obj,index)index には、サイズ情報を返す入力を指定します。(index では obj はカウントしません。最初の入力は常に obj です)。
propagatedInputSize は、クラス定義ファイルの getOutputSizeImpl メソッド内からのみ使用できます。getOutputSizeImpl は次の場合に使用します。
System object の入力または出力が 1 つを超えてある場合
入力のサイズによって出力のサイズが決定される場合
出力のサイズが入力のサイズと異なっていなければならない場合
メモ
可変サイズの入力の場合、propagatedInputSize から伝播された入力サイズは環境によって異なります。
MATLAB —
propagatedInputSizeは、オブジェクトを最初に実行するとき使用される入力のサイズを返します。Simulink —
propagatedInputSizeは、入力サイズの上限を返します。
Simulink® の既定では、MATLAB System ブロックは 1 次元の入力信号を 2 次元として認識し、1 次元の出力信号を 2 次元として伝播します。1 次元の入力と出力がそれぞれ 1 次元信号として認識されて伝播されるようにするには、supports1DVectorsImpl メソッドを使用します。
入力引数
出力引数
例
バージョン履歴
R2014a で導入