getfullname

ブロックまたはラインを特定するパスを取得

構文

path = getfullname(handle)

path = getfullname(handle) は、handle によって指定されるブロックまたはラインを特定する絶対パスを返します。複数のブロックハンドルまたはラインハンドルを指定する場合、関数はパスの cell 配列を返します。

例を開きます。次に、vdp モデルを開きます。

open_system('vdp')

モデルで、Mu という名前のブロックを対話的に選択します。

現在選択されているブロックを特定するパスを取得します。

blkpath = getfullname(gcb)

blkpath = 
'vdp/Out2'

例を開きます。次に、vdp モデルを開きます。

open_system('vdp')

モデルで、Mu という名前のブロックの出力端子に接続されている信号線を選択します。

現在選択されているラインのハンドルを取得します。

line = find_system(gcs, 'SearchDepth', 1, 'FindAll', 'on', ...
      'Type', 'line', 'Selected', 'on');

現在選択されているラインを特定するパスを取得します。

linepath = getfullname(line);

パスを表示するには、MATLAB® コマンドウィンドウで次のコマンドを入力します。

disp(linepath)

パスは、ラインの接続元端子を記述します。

ブロックまたはライン。ハンドルまたはハンドルの cell 配列として指定します。

例: getfullname(gcb)

例: getfullname({handle1,handle2})

データ型: double | cell

R2007a で導入