jc_0803: ライブラリ関数に引き渡される値
R2020a 以降
該当ガイドライン
Control Algorithm Modeling Guidelines - Using MATLAB®, Simulink®, and Stateflow®
サブ ID 推奨事項
NA-MAAB — a1/a2、b1/b2、c1/c2
JMAAB — a1/a2、b1/b2、c1/c2、d1/d2
MATLAB バージョン
すべて
ルール
サブ ID a1
ライブラリ関数 abs
を使用する場合は、符号付き整数型の最小値を指定しません。
カスタム パラメーター
該当なし
例 — 正
例 — 誤
サブ ID a2
ライブラリ関数 abs
は使用しません。
カスタム パラメーター
該当なし
サブ ID b1
ライブラリ関数 sqrt
を使用している場合は、負の数値を入力しません。
カスタム パラメーター
該当なし
例 — 正
例 — 誤
サブ ID b2
ライブラリ関数 sqrt
は使用しません。
カスタム パラメーター
該当なし
サブ ID c1
ライブラリ関数 log
および log10
を使用する場合は、負の数値を入力しません。
カスタム パラメーター
該当なし
例 — 正
例 — 誤
サブ ID c2
ライブラリ関数 log
および log10
は使用しません。
カスタム パラメーター
該当なし
サブ ID d1
ライブラリ関数 fmod
を使用する場合は、2 つ目の引数にゼロを入力しません。
カスタム パラメーター
該当なし
例 — 正
例 — 誤
サブ ID d2
ライブラリ関数 fmod
は使用しません。
カスタム パラメーター
該当なし
根拠
サブ ID a1、b1、c1、d1:
無効な値が渡されている場合のライブラリ関数の動作は、処理システムに応じて異なり、意図しない動作になる可能性があります。
サブ ID a2、b2、c2、d2:
Simulink および Stateflow で同じガード プロセスのモデル化が重複するのを避けるには、Simulink を使用して、算術演算を実行します。
検証
モデル アドバイザー チェック: モデル アドバイザー チェックを使用して、このモデリング ガイドラインへの準拠を確認することはできません。
最終更新
R2020a
参考
ライブラリの開発 (Embedded Coder)
バージョン履歴
R2020a で導入